一足先に自動券売機でのカード利用が解禁に!
羽田空港へのアクセスも担っている「京浜急行」が、2024年10月1日から、京急線全72駅(泉岳寺駅を除く)で、クレジットカードによる乗車券の販売をスタートさせるコトを発表しました。
最近、日本の鉄道においてもタッチ決済による乗車を取り入れる会社が増えて来ていますが、既に「京浜急行」も、クレジットカードやデビットカードなどによるタッチ決済による乗車サービスの実証実験を2024年12月からスタートさせるコトを発表済み。
こちらは羽田空港第1・第2ターミナル駅、羽田空港第3ターミナル駅、品川駅、京急蒲田駅、糀谷駅、大鳥居駅、穴守稲荷駅、天空橋駅、横浜駅の9駅で12月から先行してスタートさせ、2025年中に全駅で改札機にてタッチ決済での乗降が可能になると言うモノで、対応する決済ブランドは、Visa・JCB・American Express・ダイナースクラブ・Discober・銀聯。
今回、発表になったのは、タッチ決済による乗降とは別に、駅に設置されている自動券売機がクレジットカードに対応すると言う話。
こちらの対応決済ブランドは、Visa・Masercard・JCB・American Express・ダイナースクラブ・Discover。
注意点としては、ICカード乗車券の購入(PASOMO)とチャージは対象外。
また往復乗車券・企画乗車券・割引回数券も対象外になっています。
乗り入れ先でもタッチが使えないと意味がない
タッチ決済による乗降がスタートさせるコトが控えているのに、このタイミングで自動券売機のカード対応?と言う感じがしてしまいましたが、タッチ決済による乗降は、あくまでも自社線内のみが対応になるのでしょうから、乗り入れ先などに行く人的には使えない可能性が大。
そう言うコトがあっての自動券売機のカード対応と言うコトなのかな?と。
ただ…
正直、分かりにくいですよねって思ってしまう。
日本人でもうっかりしそうですが、外国から来た方からすれば、タッチ決済でどこまでも乗れてしまうような感覚にならないのだろうか…と。
せめてPASMOを利用している陣営は、協議会がある訳だから、歩調を合わせて欲しい…とすら。
まぁ、実際は機器の入れ替えのタイミングなどは各社で異なっているのでしょうから、歩調を合わせるのが難しいのは、仕方がないのかも知れませんが。
あと個人的には、自動券売機がカード決済対応になるのであれば、外国から来られた方の利用が多い第3ターミナル駅は、もう少し自動券売機を増設してもイイのでは…?と。
カード決済になると、今までよりも多少、時間が掛かるように思いますからね。
自動券売機がタッチ決済で済むのであれば、スムーズですが。
JR東日本は、どう動く?
タッチ決済による乗車システム。
地方圏は確実に進んでいくように思われるけれど、問題は首都圏。
やっぱりSuicaを持つJR東日本は、なかなか導入に向かっていかない。
仮にJR東日本が導入に向かうとすると、JR東日本が描いているSuica経済圏が簡単に崩壊する恐れがあるから、スパッと導入できない感じもあるのだろう。
だけれども、もう時間の問題なのかな?と言う気がしなくもない。
今回、自動券売機のカード利用が決まった「京浜急行」も、タッチ決済による乗車サービスは、泉岳寺を除く全駅でのスタートが決定事項。
その他の私鉄も首都圏でも、次々と導入が決まっている訳で、JR東日本だけが取り残される訳にも行かない感じがする。
あとはいつ、始めるのか…と言う話なだけで。
でもJR東日本が始めなければ、日本の鉄道におけるタッチ決済による乗車サービスが一般的になったとは言えないようにも思えるので、次の1歩へと進んで欲しい気はするんだけれどなぁ…
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