タイ、陸路入国でのノービザ年間回数制限が撤廃に!

今までは年2回が許可されていましたが…

今までノービザ日数が日本のパスポート所有者の場合、30日だったタイ。

それが2024年7月15日から、一気に倍増の60日に。

タイは山もあれば、ビーチリゾートもある。

さらに大都会・バンコクもあるので、やはりそのどれもを楽しもう!とすると、30日では足りなかった感じがあったので、60日になったのは嬉しいニュースでしたが、いろいろと疑問もありました。

その中の1つが、陸路での入国の場合。

ノービザ日数が30日間だった時は、陸路での入国に関しては、ビザランを防止する意図もあり、1暦年で2回までと言うのが規定でした。

これが、ノービザ日数が60日になっても変わらないのかどうか…と言うのは、特に公表された情報としてはなかったのですが…

この度、在ラオス日本大使館が、こんな情報を発信しました。

タイ政府当局は2016年12月31日よりラオスを含む国境を接する国からの査証免除措置を利用しての陸路による入国を暦年で2回までとする措置を執ってきましたが、在ラオス・タイ大使館によれば、2024年7月15日よりこの陸路入国回数制限が解除された由です。また、当館よりタイ・ラオス友好橋のタイ入国管理局職員に陸路入国回数制限の解除について照会したところ、7月15日より解除された由ですが、タイ政府当局は右制限解除について、官報等による公表は行っていない模様です。

タイへの陸路入国回数制限の解除について』より

特にタイ政府からの公式情報ではないと言う点は、留意が必要ですが、在ラオス日本大使館の公式発表として出されているので、情報の精度は高そうですね。

 

よりタイを拠点にしたたびがしやすくなるかも?

ただ在ラオス日本大使館も、陸路での訪タイが1年間で3回以上になる場合は、確認をとアナウンスしているので、必ず最新の公式情報を確認して欲しいですけれどね(特にビザ関連は、変更も多々、起こりえますから)。

ただ当面、陸路での訪タイで回数制限がなくなるとしたら、かなりタイが拠点化しやすくなりますね。

タイから陸路で行けるのは、現状、

  • カンボジア
  • ラオス
  • マレーシア

の3ヵ国(+ビルマ(ミャンマー))。

年間の陸路での入国回数制限がなくなったコトで、気軽にタイを拠点にしつつ、これらの国を巡りやすくなりますね。

特にカンボジアやラオスは日本からだと航空券代が跳ね上がる傾向が強いので、タイを経由した方が便利だし安いですしね。

しかも入国の度に60日の滞在が可能なのは、デカい。

あとは、年間のトータルでタイに何日間、滞在できるのか…と言うコトが不明点としては残りますね。

ノービザ日数が60日になったのは、7月15日。
それからだと、まだ1ヶ月半程度しか過ぎていないので、年間の最大滞在可能日数は不明なまま。

まぁ、仮に分かったとしても公式的な発表はないかも知れませんけれど…

日本も先行する国をどんどん参考に…

元々、タイは観光産業が主力産業の1つになっているコトから、こうしたノービザ日数の拡大を実施した感じがありますが、どれだけ滞在日数が増えているのかなどは、現状だとまだ不明なまま。

この政策で、どれだけ観光客のトータルの消費が伸びるのだろう。

日本もオーバーツーリズムが課題の1つとなっていますが、特に資源を多く持たない日本としては、観光産業をもっと大きな産業にしていくと言うのは、これからの日本にとって至上命題の1つなだけに、今回のタイの拡大措置による影響は気になるところ。

まぁ、そうした統計が分かるまでに1年や2年は必要になって来るでしょうから、スグには分からないでしょうけれどね。

どんどん先行している国を参考に、日本にプラスになる政策を打って行って欲しいモノです(と同時に、オーバーツーリズム対策も急務ですが)。

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