チェコ航空、10月26日でスカイチームから脱退へ!

マイレージプログラムも消滅!

現在、スカイチームに加盟している「チェコ航空」ですが、2024年10月26日を以ってスカイチームを脱退するコトを明らかにしています。

これは現状の「チェコ航空」のブランド名は残りますが、運航形態を変えるため。

さらにマイレージプログラムの「OK Plus」についても、同日でサービスを終了させることが明らかになっています。
貯めたマイルは10月26日で自動的に消滅し、その後、使用は不可。
そして「OK Plus」の代わりになるマイレージプログラムも用意されないとのコト。

The OK Plus loyalty program will be terminated in its current setup by 26 October 2024.

Mileage accrual and redemption of OK Plus miles remains unchanged till 26 October 2024. Utilization of miles for bonus tickets on Czech Airlines and our SkyTeam alliance partners is possible for flights not later than 26 October 2024.

OK Plus membership of all OK Plus members will be terminated by 26 October 2024 without replacement. If miles are not used by this date, they will be automatically deleted. Deleted miles cannot be used afterwards.

ATTENTION!Termination of OK Plus loyalty Program by 26 October 2024.』より

かつては大韓航空が筆頭株主だった「チェコ航空」ですが、創業100年の歴史を持ち、世界的に見ても4番目に古い航空会社。
ただ経営的にはうまく行っておらず、2017年にチェコを地盤にするLCCの「スマートウィング」の傘下に入りましたが、好転しないままコロナ禍に突入し、再建が難しい状態に。

今後は、「チェコ航空」のブランドは残しそうですが、運航自体は「スマートウィング」が担当する形になりそうで、スカイチームからも脱退すると言う形が取られるコトに。

 

路線網は小さく、影響は僅かか…

かつては中型機なども持っていましたが、最近はエアバスA319型機をメインに、プラハ~パリ・マドリード線など、ごくわずかのヨーロッパ域内線を運航するに留まっていた「チェコ航空」。

なので、そこまで大きな影響があるとは言えなさそう。

日本路線を飛ばしていた訳でもないので、搭乗したコトがある日本在住者も限定的でしょうし。

かつてはエティハド航空のマイレージでソウル(仁川)~プラハ間の特典航空券の必要マイル数がお得なコトで知られていたので、それで搭乗したコトがある方もいるかも知れませんが。

スカイチームとしては、先日、スカンジナビア航空がスターアライアンスから移籍したばかり。

ただ「チェコ航空」の脱退で、加盟航空社数としては以前と変わらず…と言う形に。

経営再建中と言えども、路線網は維持していたスカンジナビア航空と、もはやほとんどの路線から撤退している「チェコ航空」とは、比較の対象にならないかも知れないですが。

欧州の航空会社の集約化

それにしても…

欧州域内の航空会社が、どんどん集約されて行くような感じがしますね。

規模的にあまり大きくない航空会社は、姿を消しつつあるように思えてならないです。

ルフトハンザ・ドイツ航空、エールフランス-KLM航空、IAG(ブリティッシュエアウェイズ+イベリア航空)の3グループ以外で単体で残れる企業はどこになるのでしょう。

筆頭はヴァージン・アトランティック航空でしょうかね。
フィンエアーは、IAGと協業に力を入れて乗り切って行くのでしょうが、TAPポルトガル航空やIAGによる買収がとん挫したエア・ヨーロッパなんかは生き残れるのだろうか…

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