台中の拠点化に伴い週4往復で就航!
台湾で急速に勢力を拡大している「スターラックス航空」が、新たに2024年12月2日から那覇~台中線を開設するコトを発表しています。
ひとまず、具体的な運航スケジュールはこんな感じ。
- JX303 那覇16:00→台中16:50|月・火・木・土曜運航
- JX302 台中12:30→那覇15:00|月・火・木・土曜運航
週4往復での運航。
機材は、ビジネスクラス8席とエコノミークラス180席の合計188席を擁するエアバスA321neoを使用する予定。
台中発着の日本路線は、
- スターラックス航空|
- 高松(週3往復・定期チャーター便)
- タイガーエア台湾|
- 成田(週3往復)
- 中部(週2往復)
に続く路線になります。
また「スターラックス航空」の台中発着便としては、定期チャーター便の高松線以外だと、マカオ・ダナンと10月27日に開設予定のフーコック線に続く5路線目と言うコトになり、台北に続く台中の拠点化を進める形になりそうです。
ワンワールド加盟の動きは早くても2年後から
あまり意識していなかった台中便。
そこに「スターラックス航空」が乗り込んでくる形ですが、成田でも関空でもなく、那覇線。
あくまでも台湾在住の方の需要を拾う路線にはなるかと思いますが、少しずつ台中発着の国際線も増やして行こうと言う感じなので、機材運用に都合が付けば、成田線とかもいずれ開設されるのかな?と言う気がしますね。
現状、台中はあまり国際線網が豊富ではないですが、逆に言えば、手薄でチャンスとも言えますから。
それにしても、相変わらず「スターラックス航空」の拡大の勢いが衰えない感じですね。
運航開始は2020年なんですが、既に北米路線も開設済みですし、貨物専用機材も発注済み。
あとはアライアンスへの加盟が待ち遠しい感じがしますが、その筆頭はワンワールドであるコトを隠していませんし、そもそも台湾にはスカイチーム加盟のチャイナエアラインとスターアライアンス加盟のエバー航空がありますから、消去法で考えてもワンワールドになるのは、明らかかな…と。
で、実現に向けて動き出すには、まだあと2年は必要と言う見解を、2024年の株主総会で明らかにしています。
そこから諸手続きなどが必要になって来るとかは思うので、早くても2027年か28年になるんでしょうね、正式加盟は。
それでもアジア地区での加盟航空会社が手薄なワンワールドとしては、ウェルカムだとは思うし、心待ちにしている部分だとも。
それまでにどれだけ体制を整えられ、路線網が広げられるのか。
ま、そんな感じなのでしょうね。
台中の国際線網が乏しいのはなぜ?
そう言えば、台中って、人口レベルでいえば、台湾第2位の都市。
200万を超える人口を数えるのに、国際線網が今一つなのは、何故なんでしょうね。
日本からの航空会社だって1社も就航していない状態ですし。
もちろん、台北に出てしまえば、もっと路線が選べると言うのはあるのでしょうが、それにしても少なすぎる感じがしてしまう。
ほぼ日台専門だったJAAだって台北と高雄への就航でしたし。
人口の割に航空利用が少ないのか。
単にビジネスユーザーが少ないのか。
それとも他に理由があるのか。
まぁ、航空会社としては確実に利益がしっかりと出る路線に就航するのが常なので、そこまでの利益が望めないと見ていたのでしょうが。
さすがに香港からはキャセイも香港エクスプレスも1日複数便を飛ばしていますが、LCCが数多い韓国からもティーウェイ航空ぐらいですしね、就航しているの。
人口の割に、ちょっと謎なレベルで少ない感じがしてしまうのですが、「スターラックス航空」による第2の拠点化で国際線網が広がっていけば、これから行きやすくなりそうですね。
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