10月までの短期間運航?
JAL系で主に中国路線を担当するLCCの「スプリング・ジャパン」が、2024年9月1日から成田~大連線を新規で開設するコトを発表しました。
ひとまず、運航スケジュールはこんな感じ。
- IJ237 成田18:20→大連20:40|火・水・木・金・土・日曜運航
- IJ238 大連09:40→成田13:40|月・水・木・金・土・日曜運航
成田発は月曜日、大連発は火曜日を除く週6往復での運航。
毎日運航ではないですが、週6往復の運航なので、そこまで不便はしなさそうですね。
ひとまず運航は2024年10月14日までと言う感じで、10月27日からスタートする冬ダイヤの運航スケジュールには掲載されていない形です。
このままごく短期間だけの運航になるのかどうかは不明ですが、そんな短期間で新規の開設をする意味があるのかな?と言う気もするので、またいつか復活させる気でいるのかな?とも。
とりあえず、お試し…みたいな。
国際線は少しの間、6路線での運航だが…
これで「スプリング・ジャパン」が運航する国際線は、成田~ハルビン・天津・寧波・上海(浦東)・北京(首都)線と大連線で6路線と言うコトに。
大連線の運航は終了予定ですが、2024年10月27日からの冬ダイヤの運航スケジュールを見てみると、こんな感じ。
- 成田~天津|1日1往復
- 成田~ハルビン|1日1往復(11月11日~)
- 成田~寧波|1日1往復
- 成田~上海(浦東)|1日2往復(一部の日は1日1往復)
- 成田~北京(首都)|1日1往復(一部の日は運休)
- 成田~広島|1日1往復(12月13日までの運航予定)
- 成田~新千歳|1日1往復(12月14日から運航再開予定)
こんな感じで、国内線は1日1往復と言う形でもう消滅間近と言えそうな気配ですね。
その分を日中間の国際線の運航へ機材を回していくと言う感じでしょうか。
逆にそれでも国内線を維持する意味があるのかな?と言う気はしてしまいます。
本来ならば、国際線で成田まで来た乗客からの乗り継ぎを狙えれば良いのかも…ですが、そもそもそんな運航体系でもなく、運航スケジュール的にも国内線は朝発なので、同日では乗り継げないですしね。
新千歳線は、同じJALの資本が入る「ジェットスター・ジャパン」が運航していますが、広島線はこの路線が広島空港発着の唯一の国内線なので生き残って欲しい感じはしますけれどね。
内陸への展開も期待したいが…
コロナ禍で最も影響が大きかったのは、日中間の国際線。
そして未だに影響が残っているのも、日中間の国際線。
中国からの需要は弱含みですが戻って来ているのでしょうが、日本発の需要が激減したまま。
まぁ、ノービザが復活しないと、なかなか戻るコトはないのかな?と思いつつ、「スプリング・ジャパン」がそれでも国際線網を拡大できるのは、やはり今はJALグループですが、元々は中国の「春秋航空」傘下であり、それが強みとして残っているのかな?と。
そろそろ内陸部にある都市への路線も期待したいですし、沿岸部も広州などの南部への展開も期待したいですけれどもね。
機材効率があまり高くない気がしてしまうけれど、その辺りはどうなんだろうなぁ…
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