台北線は成田も関空も増便基調
ANAグループのLCCである「Peach」。
2024年10月27日からの下半期の運航計画が以下のようにまとまり、発表になりました。
- 関空~新千歳|1日6~7往復→5~8往復
- 関空~福岡|1日4往復→1日3~5往復
- 成田~台北(桃園)|週14往復→週14~21往復
- 関空~台北(桃園)|週14往復→週21往復
- 成田~大分|1日1往復→運休
- 関空~女満別|週3往復→運休
- 関空~釧路|週4往復→運休
- 関空~新潟|週4往復→運休
- 関空~香港|週21往復→週14~21往復
運休になる関空~女満別・釧路・新潟線は、そもそも期間限定での運航。
女満別線は9月30日まで、釧路線は9月29日まで、新潟線は10月26日までの運航予定でしたので、通年での定期便の運休は成田~大分線のみと言うコトに。
大分線は運航スケジュールが微妙だったか?
運休になる成田~大分線の「Peach」。
運航スケジュールが、こんな感じの路線です。
MM363 成田13:10→大分15:00
MM364 大分15:40→成田16:30
国内LCCのライバルである「ジェットスター・ジャパン」も1日1往復で就航していますが、ジェットスター便は成田発が朝で大分発が正午過ぎと言う感じなので、そこまで被らないタイムスケジュールでした。
1日1往復のみの運航で、黒字に繋がらなかったのでしょうかね?
確かに運航スケジュールで見ると、朝早い便だったりする訳じゃないから、不便ではない。
ただ便利でもない。
そんな運航スケジュール。
ビジネスで使うには、成田発も大分発も遅めの運航スケジュールになってしまい、不便だから、恐らく、完全に観光需要に振り切るタイプの路線だと思うのですが、観光で使うにしても、時間が中途半端な感じなのは、やはりネックですかね。
どうせなら丸1日、楽しみたいですモンね。
ただ時間が被らない「ジェットスター・ジャパン」運航便と合わせて考えると、成田からだと往路はジェットスター便で帰路はピーチ。
そんな使い方ができたと思うんですけれどもね。
逆に、それならば「Peach」としては、他の路線に注力した方がプラスと判断したのかな?
ジェットスター・ジャパンの単独路線に!
LCCは路線の新設・運休が多い業態でもあるので、そこまで運休が驚くべき話でもないですが、これで成田~大分線は「ジェットスター・ジャパン」の単独路線に。
そうなるとやはり航空券の単価としては値上がり基調になる可能性が出てきますね。
まぁ、羽田発でLCCではありませんがソラシドエアなんかも就航しているので、そこまで派手に値上がりするコトはないのだと思いますが、地味に上げてきそうな感じはしますね。
いつか「Peach」の成田~大分線が戻ってくるのか。
それとも、その見込みがないぐらいに搭乗率が低めなのか。
どちらなのかは不明ですが、ひとまず需要に合わせた路線網の構築と言う感じですかね、今回の運休は。
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