9月30日搭乗分までがマイル積算の期限
「JAL」が、2024年9月30日限りで、インドの「ビスタラ」とのマイレージでの提携を終了するコトを明らかにしました。
具体的なスケジュールは、こんな感じ。
- 2024年8月5日以降|特典航空券によるビスタラ便搭乗時の予約変更・払い戻しが予約センターのみに(Webサイトからは不可に)
- 2024年9月中旬|事後登録が郵送対応のみに(Webサイトからは不可に)
- 2024年9月30日まで|
- ビスタラ便名でのマイルの積算は9月30日搭乗分まで
- ビスタラ運航便の特典航空券の新規予約は9月30日まで
- ビスタラ運航便の特典航空券は9月30日搭乗分まで
- ビスタラ運航便の特典航空券で10月1日以降の予約に関しては、全て払い戻し
- 2024年10月1日以降|JAL便名でのビスタラ運航便のマイル積算のみ可能
特典航空券の払戻などの手続き時に必要な取扱手数料や払戻手数料は免除と言う形になります。
エアインディアによるビスタラ吸収の結果
「ビスタラ」は、インドの大財閥であるタタグループとシンガポール航空による合弁で誕生した比較的新しい航空会社。
少しずつシェアを拡大していましたが、タタグループが「エア・インディア」グループを傘下に収め、「ビスタラ」を吸収合併するコトが決定。
エア・インディアとビスタラ、タタ・グループ主導で統合へ!
「エア・インディア」は、スターアライアンス加盟航空会社なコトもあって、ワンワールド加盟の「JAL」との提携がなくなるのは、時間の問題であったかと思うので、今回のマイレージでの提携終了は、さほど驚きもなく…と言う感じ。
インドにおける提携航空会社を失うコトになる「JAL」ですが、新たにコードシェアでの提携先は、「IndiGo」で決定済み。
JAL、インド国内線最大手のインディゴとコードシェアへ!
「IndiGo」自体は、「エア・インディア」に加え、ジェットエアウェイズやキングフィッシャー航空などを蹴散らし、今やインド国内線では最大手になっている航空会社。
逆に「エア・インディア」と「ビスタラ」を除くと、現時点でインドでの提携先は、もう「IndiGo」になるのは、自然の理と言う感じではありましたが、インド国内での提携先が決定したコトで、「JAL」としてもいずれなくなる「ビスタラ」との提携をいつまでも残す必要もなくなったと言う感じでしょうか。
インディゴとの提携が深化するか
ただ残念なのは、「JAL」と「IndiGo」との提携は、まだコードシェアまでの段階で、マイル面での提携はない段階。
これがマイル面での提携まで進めば、かなり便利なんですけれどもね。
まぁ、インド自体は、ワンワールド加盟航空会社の「スリランカ航空」も豊富な路線網がありますし、インドへの国際線だけで考えれば、「IndiGo」とのマイルでの提携がなくても、特に問題はないのかも知れないけれど、今後には期待したいところ。
それにしても…
インドの航空業界も、栄枯盛衰が激しいなぁ…と、改めて。
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