関空~富山・米子線の開設を目指す
関空を拠点にした地域航空会社の設立を目指している「ジェイキャスエアウェイズ」が、航空機リース会社・ATR社とATR72-600型機のリース契約に関する意向表明書を締結したコトが明らかになりました。
今後、「ジェイキャスエアウェイズ」は、2025年末に機材を受領する見通し。
その後、試験を繰り返したのち、関空~富山・米子線の開設を目指しているとのコト。
当初の計画では、2機の機材で
- 関空~富山|1日4往復
- 関空~能登|1日1往復
- 関空~米子|1日3往復
- 関空~岩国|1日2往復
への就航を計画しており、その後、機材を増やしたのち、
- 中部~富山|1日4往復
などの就航が計画されていましたが、まずは関空~富山・米子線の開設が優先になった模様。
またその後は、やや計画を変え、
- 関空~松山
- 富山~福岡
- 富山~中部
の開設を計画している段階です。
富山空港を1つの拠点に?
地方発着の地域航空会社としては、新潟空港を拠点とする「トキエア」が新潟~丘珠線で就航したばかり。
トキエア、1月31日に新潟~丘珠(札幌)線で運航開始に!
計画よりも就航が遅れたために、やはりちょっと苦戦している感じもありますが、初の繁忙期となるこの夏の動向が注目される状況ですが、それに続く航空会社になるかどうか…
空港が市内中心部にも近く、それでいて北陸新幹線開業後は関西方面に鉄道では乗り換えが必須になった富山を1つの拠点に考えているようですが、はたしてどこまで実現するのだろう…と言う感じも。
富山空港は確かに市内への距離はそんなにありませんが、関空はそう言う訳でもないですしね。
ただ一定の需要がある区間だとは思いますけれどね。
候補地が見事にANA就航空港…
それにしても…
ひとまず候補に挙がっている富山・米子。
さらに以前、候補に挙がっていた能登・岩国…
見事なまでにANAグループしか就航していない空港だったりしますね。
まぁ、かつてJALも富山には就航していましたけれど。
これはJALとの提携の余地を残した選択ってコトなのですかね。
そう思いたくなる路線展開だなぁ…と。
まぁ、今さらJALが富山や米子に就航するとも思えないから、寧ろ、JAL側としては好都合なのかも知れませんけれどね。
とりあえず、まだ本契約でもないですけど、今後の展開には期待して行きたいところですね。
やっぱり日本の空は、地方空港間の路線が乏しく、羽田に一極集中していますしね。
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