スカイトラックス、2024年度版のワールド・エアライン・アワード発表!

今年はカタール航空が首位奪還!

航空会社や世界の空港の格付けを行っている「スカイトラックス」社が、2024年度版の「ワールド・エアライン・アワード」を今年も発表しました。

毎年、発表されているこのランキングですが、ひとまず、2023年度版はこんな感じに。

順位航空会社アライアンス前年順位
1位カタール航空ワンワールド↑2位
2位シンガポール航空スターアライアンス↓1位
3位エミレーツ航空未加盟↑4位
4位ANAスターアライアンス↓3位
5位キャセイパシフィック航空ワンワールド↑8位
6位JALワンワールド↓5位
7位ターキッシュエアラインズスターアライアンス↓6位
8位エバー航空スターアライアンス↑9位
9位エールフランススカイチーム↓7位
10位スイスインターナショナルエアラインズスターアライアンス↑12位

首位は前年2位のカタール航空。
前年1位のシンガポール航空は1ランクのダウン。

ってか、ここ数年来、ずっとこの2社と言う感じがしますね。

ANAがトップ3から陥落しましたが4位。
JALも順位を落としましたが、それでもトップ10の中にはしっかりと入って来ています。

トップ10に新たに入ったのは、スイスインターナショナルエアラインズのみで、大韓航空が代わりにトップ10から陥落した形になります(11位に)。

 

LCCのトップはエアアジア

アライアンス別に見ると、

  • スターアライアンス…5社
  • ワンワールド…3社
  • スカイチーム…1社
  • 未加盟…1社

とスタアラが1つ、抜けた感じがしますが、トップ20まで広げてみると、

  • スターアライアンス…6社
  • ワンワールド…6社(フィジーエアウェイズを含む)
  • スカイチーム…4社
  • 未加盟…4社

と、まだまだ互角な感じがしますね。

大陸的にはやはり北米は21位のデルタ航空が最上位で、続いて29位のエアカナダになり、アジア勢が上位を占め、続いてヨーロッパ勢で変わりがない。
南米系は43位のLATAMが最上位で、アフリカ系は36位のエチオピア航空が最上位。

LCCだと30位のエアアジアが最高位(前年31位)で、32位のスクート(前年33位)が続く形。

2024年度版は、トップ50ぐらいまでを見ても、そこまで大きな順位変動もなく、平穏なランキングと言う感じです。

エコノミー部門はJALが後退!

2023年度版のランキングのうち、“World’s Best Economiy Class Ailines”の首位だったJALですが、今年の首位はキャセイパシフィック航空。

さらにカタール航空・シンガポール航空と続き、JALは4位に後退(ただエコノミークラスのシートだけを見れば、1位がJAL、2位がキャセイ、3位が大韓航空の順番)。

JALはエコノミークラスの機内食部門が9位なので、この辺りを改善しないと、なかなか厳しそうですね。

CA部門が興味深くて、この部門だと1位がシンガポール航空、2位がANA、3位がガルーダの順番。
14位のフィージーエアウェイズ、16位のカンタス航空以外は、20位までをアジアの航空会社が独占したかたちに。

ってか、北米って、どうしてここにランクインする航空会社がなかなか出ないんでしょうね。

いい加減、サービスを重視した航空会社が1つや2つ、出てきてもおかしくはないように思うんですがね。
それが他社との差別化にも繋がりますし。

別にこうしたランキングが全てと言う訳でもありませんが…

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