有楽町線延伸に向けて、都市計画素案作成!途中駅は3駅!

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枝川・東陽町・千石に駅整備!

「東京メトロ」の有楽町線延伸計画(以下、「豊住線」)を巡って、東京都と東京メトロが、都市計画の素案を作成しました。

これによると、有楽町線の延伸豊洲~住吉駅間約5.2kmに3駅を新設するコトが、盛り込まれています。

新駅は仮称で豊洲側から以下の通り。

・枝川(江東区枝川)
・東陽町(江東区東陽)|東京メトロ東西線乗換
・千石(江東区千石)

となり、住吉駅で東京メトロ半蔵門線と都営新宿線と乗り換えが可能と言うモノ。

元々、有楽町線延伸の「豊住線」は、南北間の移動をバスに頼っている江東区が強く求めていたモノ。
それに対して、「東京メトロ」は早期の上場を目指す考えで、整備はしない方針を貫いていましたが、国交省交通政策審議会が、同路線の建設については、採算が見込めて、利便性の向上に繋がるとして整備を促し、「東京メトロ」側も早期整備に向けて方針転換したモノ。

建設費用は、約2,690億円を見込み、2030年代半ばの開通を目指している状態。

まぁ…
建設距離もそう長くはないですし、そもそも起点・終点になる「豊洲」も「住吉」も、どちらも「豊住線」が建設される想定で設計された駅なので、案外、スムーズに動く感じはしますね。

途中駅も、まぁ、妥当かな…と(ただ「千石」駅は、都営三田線に同名の駅があるので、正式名称になる場合は変更されるでしょうが)。

ダイヤはどうなる?

コロナ禍でやや落ち着きは見せていますが、それでもまだ混雑度の残る「東西線」から、どれだけ流せるのか…と言う感じ。

ダイヤと乗り換えの利便性次第なのかな?と言う感じもありますが、住吉駅が上下2層構造になっていて、折り返し線が設けられる感じはないので、基本的には、押上まで直通運転しそうな感じはしますね(その分、半蔵門線はやや本数が減る可能性がありますけれど)。

豊洲~押上。

問題は、有楽町線の本線の方へどれだけ直通運転を行なうのか…と言う感じ。

さらに言えば、有楽町線はそのまま西武有楽町・池袋線と東武東上線に乗り入れていますが、どこまで乗り入れるのか…

東西・半蔵門線からの乗り換えで需要があるのは、有楽町~銀座一丁目界隈なのでしょうが、市ヶ谷駅まで留置線がナイのを考えると、市ヶ谷か池袋まで…と言う感じなのかな。
ただわざわざ便数を純増させると言うほどの需要があるのか…と言う感じもしなくはないので、既存の和光市~新木場の一部を和光市~押上に置き換えて、メインは豊洲~押上の区間運転になるのか…

どちらになるんでしょうね。

でも有楽町線は何気に、他メトロへの乗り換えが不便な駅が多いので、「豊住線」ができると、ちょっとだけ便利にはなりますね(東西線の西船橋方面へ行く需要が沿線からあるか?と言う感じもしますが)。
現状の飯田橋での乗り換えは、距離もあるので時間も掛かりますからね。

東京都内の交通網再整備を!

ようやく動き出した「豊住線」。

湾岸エリアに行くにも便利になるし、イイ感じだとは思うのですが、「東京メトロ」としては、やはりこの延伸と南北線の延伸で打ち止めしたいのが本音でしょうね。

ただ東京都心部の鉄道網は、まだまだ足りていない部分が多いと思う。

特に環七・環八沿線の鉄道整備は求められていると思うのですが、巨額の費用が掛かるコトもあって、全く計画が進んでいない状態。

地方へ高速道路を作るのも悪くはないと思うのですが、都心部の方が圧倒的に交通網は貧弱(と言うか、需要に対して供給が大きく不足している)。

都心部の鉄道・高速道路再整備に対して、もう少し政府からの補助があれば、もっと動き出すと思うのですけれどね。

 

どうでもいい話ですが、この「豊住線」ができると、南栗橋発川越市行とかができる可能性があるんですよね。
まぁ、直通でずっと乗っている人はいないでしょうが。

それにしても…
有楽町・副都心線って、どんどん行き先が増えそう。
今まで有楽町線新木場方面だけは、新木場(たまに豊洲など)で落ち着いていたんですけれどもねぇ…

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