エルサルバドル、世界初となるビットコインを法定通貨化へ?

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アラフォーになって来て思うコトの1つなのだけれど、新しいコトへの抵抗感が出て来ていると思う。
いや、抵抗感と言うよりも、自分の今までの考え方ややり方に対して、新しいコトや考え方を取り組む・取り込むコトの億劫さと言う方が正しいのかも。
世の中の流れが急すぎて、立ち止まっちゃうと、そのまま置いてけぼりになるのもある。
まぁ、無理に新しいコトに対応する必要はないと思うけれど、まずは固定概念を捨てると言うのが、過去に縛られて難しくなると言う感じ。
歳のせいにしたらあかんのだろうけれどね。

エルサルバドル、ビットコインを法定通貨化?

中米のエルサルバドルで、仮想通貨(暗号通過)の1つであり代表格でもある「ビットコイン」を法定通貨にしたい考えをナジブ・ブケレ大統領が示した。

具体的には、来週開かれる国会に、ビットコインを法定通貨とする法案を国会に提出すると言うコトを、大統領が、アメリカのマイアミで開かれた「ビットコイン2021」にビデオ出演した際に発表したと言うモノで、実現すると、世界で初の国家と言うコトになる。

2001年にドル化政策が実施され、それまでの自国通貨「コロン」から、米ドルを自国通貨としたエルサルバドル。

経済規模は小さい訳ではない(寧ろ、中米では大きい規模を誇る)。
が、内戦をきっかけ工業が衰退したコトもあり、外国(主にアメリカ)への出稼ぎからの送金が、経済の大きな要素になっている状態。

その額が、2020年には59億ドル(約6,500億円)に達し、過去最高を記録し、GDPでも約20%を占めるまでに至っている。

こうした中、大統領は、仲介のための手数料を払わなくて済むコトになり、最も急速に成長している方法として、注目。ビットコインを使用するコトで、低所得世帯が受け取る金額が、毎年数十億ドル増加するとみている。

既存勢力ではない大統領ならでは?

内戦終結以来、FMLN(ファラブンド・マルティ民族解放戦線)とARENA(民族主義共和同盟)の2大政党が国政を担ってきたが、2019年の大統領選挙で、第3党の「GANA(国民統合のための大連合)」から出馬したブケレ大統領が勝利し、約30年ぶりに2大政党に属さない大統領が誕生したエルサルバドル。

2021年2月の選挙では、ブケレ大統領が創設した「Nuevas Ideas」が大勝利を収め、現状、全84議席中56議席を確保し、与党としては安定多数を確保している状態。

まだ法案の詳細が判明していないモノの、可決する可能性が極めて高そうな感じで、一気に通貨革命が行われそうな感じではある。

もちろん、日常の生活面では米ドルが基軸通貨なコトは、恐らく変わりがないのでしょうが、そんな時代になったのだなぁ…と(そう言えば、ベネズエラの仮想通貨「ペトロ」ってのもありましたけれどもね)。

確かにこうした送金によって経済が大きな国からすれば、アリなのかな…と言う感じもある。

ビットコインで送金するコトで、仲介手数料が少なくて済むのであれば、それだけ国内に落ちる金額が高くなる訳ですからね。

値動きが激しく、中央政府による管理ができない部分があるのに加え、ハッキングなどの問題もあるけれど、なかなか面白い試みだとは思う(他にも色々な国内事情はあるのでしょうが)。

やっぱりスマホの重要性は高くなる?

で、いずれはこうした仮想通貨で旅行…と言うのも、考えられる時代になるのかな…なんて、ふと思ったり。

現金・トラベラーズチェックからクレジットカードによるキャッシングや自分の国内にある銀行口座から海外での引き出しに時代が切り替わって久しいけれど、どちらにせよ現状は物理的なカードが必要な状態。

ただ国内でも物理カードが無くてもATMから現金が引き出せる時代になっているのだから、いずれは海外でも同じような仕組みができてもおかしくはない。

さらにそこに仮想通貨を組み込んだ商品ができても、おかしくはない気がする(具体的にどんなモノと言われると、答えに窮するけれども)。

いや、その前に現状のQRコード決済が海外でも使えるようになってもイイよね(いや、既にアリペイなどは日本でも使えるけれど)。

最右翼はLINE Payなのだろう。

既にタイ国内で利用しようとすれば利用できるみたいなのだけれども(小売店方の端末による)、公式的に利用できるようになれば、楽になるのになぁ…と。

でも、そうなると今よりももっと、ずっとスマホが大切になる。

物理カードがスマホに置き換わるだけで、あまり意味はないのかもなぁ…
しかもスマホだと盗難の危険性は高いままですしね。

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