ジェットスタージャパン、自動預入機導入!
LCCの「ジェットスター・ジャパン」が、2020年10月20日から成田空港第3ターミナルに導入する自動手荷物預入機を導入するコトを発表しました。
これはスマートフォンなどを利用してのオンラインチェックインと、手荷物の自動預入を組み合わせたシロモノで、成田のLCCで自動手荷物預入機を導入するのは、これが初めての事例になります。
とは言っても、元々、空港を運営している成田国際空港会社(NAA)が設置したシロモノ。
それに「ジェットスター・ジャパン」のソフトウェアをインストールした形。
NAAは第1~3ターミナルに合わせて72台を導入するコトを決めていますが、既に57台が運用中で、今回は第3ターミナルのDカウンターに8台が導入された。
今後も計画の残り台数の設置を進めて行く形で、第3ターミナルはCカウンターに8台を追加する予定。
また2021年春からは、顔認証技術を使った搭乗手続きシステムである「OneID」と連携した自動預入機の導入を18台、計画している。
「ジェットスター・ジャパン」は、これに伴い、現状、50%程度のオンラインチェックインの利用比率をさらに引き上げ、将来的にはオンラインを90%にまで持って行くコトを目指しているとのコト。
搭乗手続きの時間短縮にも期待!
「ジェットスター・ジャパン」のこれまでだと、受託手荷物をカウンターで預け入れると、平均して1人2分20秒の時間が掛かる。
これが自動預入機を導入するコトで、おおよそ1分短縮して、1分20秒にする予定。
自動預入機に預けられる手荷物のサイズは、長さ300~1,000mm、幅100~500mm、高さ200~490mm、重さ0.5~32kg。
手荷物のタグはチェックイン機で印刷して、搭乗者自身が手荷物にに取り付けるコトになるが、25kg以上の手荷物の場合は、「Heavy」タグをつける必要がある。
成田の自動預入機は、第1ターミナルではANAが2019年9月~、第2ターミナルではJALが10月28日~国際線で利用をスタートしているが、国内線で使用するのは、今回の「ジェットスター・ジャパン」が初めて。
「ジェットスター・ジャパン」の成田発着国際線は、全便で運休をしている状態なので、当面は、国内線のみでの運用になるが、国際線運航再開後は、双方で使用するとのコト。
慣れが必要?
預け入れる際は、手荷物を寝かせ、タグのバーコードを機会が読み取れるように置く必要があるが、それだけで済むので、そこまで難しくもない感じ…なんですが、バックパックの場合、なかなかタグが上手く読み取ってくれなかったんですよね(成田のジェットスター・ジャパンでの話じゃないけれど)…
まぁ、普段、なかなか使わないから、慣れの問題なのでしょうがね。
でもコロナ禍の前から準備がなされていた話だけれども、これからはこれがスタンダードになって行くのでしょうね。
世界的にも、どんどん、導入されて行くのでしょう。
特に国際線だと荷物の多い人がいっぱいいるエリア(特に、出稼ぎの多いエリアなど)とかだと、導入されると、荷物が許容内に収まっているとよりスピーディーに行けるんだよなぁ…
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