エア・イタリー、全便運航停止!会社清算を決議!

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拡大路線だったイタリア第2位の航空会社

イタリア第2位の航空会社である「エア・イタリー」が、2020年2月11日、株主総会で会社の清算を決議し、全便の運航を停止しました。

その結果、11日から25日までの「エア・イタリー」便は、他社が運航を行い、それ以降の便については、返金を行うとのコト。

「エア・イタリー」と言えば、ミラノのマルペンサ国際空港を拠点にしている航空会社。

メリディアーナ・フライに買収され、2018年に完全統合。

北米線もミラノ~ニューヨーク(JFK)と1日1往復とマイアミに週5便。さらに季節便として2020年夏スケジュールでもロサンゼルスとサンフランシスコに週4往復、トロントに週6往復の運航を予定しているぐらいに近年、拡大路線を取っていた訳で、清算と言う結果には、ちょっとびっくり。

アジア線もバンコクに就航したんですけれどもね…

損失は大きく、B737MAX運航停止も響いた?

そもそもイタリアの航空会社と言えば、アリタリアが真っ先に浮かびますが、最大手のアリタリアは経営再建の真っ只中。

しかも、その経営再建もなかなか決まらず、長い間、ゴタゴタして、デルタ航空主体の経営再建がようやく決まった状態。

そんなアリタリアを横目に、着実に路線網を広げていた感じだったのですがね…

「エア・イタリー」は、カタール航空が2017年に株式の49%を出資している状態で、サポート体制もばっちりと言う感じに思えたのですが、経営状況としては、2018年度は1億6,400万ユーロの損失、2019年度も約2億ユーロの損失を計上していたと言うコト。

さらにその上に、ボーイングのB737MAXを保有していましたが、2019年3月から同型機が運航停止になった余波が、直撃した形とも言えるのかも。

出資しているカタール航空としては、全株主の承諾が得られれば、「エア・イタリー」を今後も支援していく方針だった様ですが、最大の株主であるAQAホールディングからの同意が得られなかった模様。

 

欧州航空業界は、このまま大手とLCCのみに?

「エア・イタリー」がそのまま拡大路線を続けて、収益が出る様になったら、ワンワールド入りもあり得るのかな…なんて、ちょっと期待していただけに、やっぱり残念な感じもしますね。

ただそもそもJALも現在、イタリアに飛ばしていないですし、3月からの羽田発着枠もイタリアへはアリタリアとANAですからね。

仮に「エア・イタリー」がワンワールド入りした所で、「エア・イタリー」が日本線を飛ばさない限り、そうメリットが大きい訳でもないのか…とは。

逆に言えば、提携先がコレでなくなってしまう形になるので、JALのイタリア線再就航は、より可能性が薄くなったのかな…とも(アリタリアはANAと提携しているので、JALとの提携はありえないでしょうから)。

それにしても、ヨーロッパの中規模の航空会社は、ホントに経営が厳しそうですね。

何かしらの特化分野を持たないと、LCCに負けてしまうし。

「エア・イタリー」は長距離路線で対抗しようとしたのでしょうが、B737MAXの運航停止でもうどうにもならなくなった感じでしょうか。

このまま完全に大手とLCCによる寡占状態になりそうな感じですね。

ただそれはヨーロッパだけの話ではなく、既にアメリカはそうなっている訳ですし、そうした流れはアジアにも波及してくるとは思いますけれどもね、これから。

 

まぁ、今回、会社の清算が決議されて、近日中の便については、他社便振替。
それ以後の予約については、払い戻しとなっていて、利用者に対しては極めて良心的であったのは、ホントに救いと言えるのかも知れないけれど。

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