JAL、アエロフロートのロシア国内線でコードシェア!
既に提携するコトが発表になっているJALとアエロフロート・ロシア航空との提携内容の詳細が発表になりました。
それによると2020年3月29日からJALとアエロフロートが双方で運航する羽田~モスクワ(シェレメチェボ)線でのコードシェアの実施と、アエロフロートが運航しているロシア国内線でのコードシェア・JALが運航しているに日本国内線でのコードシェアが内容になりそうです。
まずJALとアエロフロートの羽田~モスクワ線の運航スケジュールは、以下の通り。
JL049 羽田10:45→モスクワ14:55
SU261 羽田12:15→モスクワ16:05
JL040 モスクワ16:35→羽田07:55(翌日着)
SU260 モスクワ19:00→羽田10:30(翌日着)
と言う感じ。
アエロフロート側は現在、成田線を運航中ですが、成田線は羽田就航に伴い、運休になる予定です。
JALの方は、現状、モスクワ側の空港は、ドモジェドボ国際空港ですが、この3月からはシェレメチェボに切り替わるコトになります(正確には、戻る感じですが)。
JALとのコードシェアが行われるのは、以下の路線。
・モスクワ~サンクトペテルブルグ
・モスクワ~カザン
・モスクワ~エカテリンブルグ
・モスクワ~サマラ
・モスクワ~ソチ
・モスクワ~クラスノダール
・モスクワ~ロストフ
・モスクワ~ニジニ・ノヴゴロド
・モスクワ~ペルミ
・モスクワ~ウファ
うん…
もうどこだろう…的な感じがしなくもないですね。
S7航空との提携は…?
ロシアには同じワンワールド加盟メンバーのS7航空があり、既にJALとのコードシェアが実施されていたりします。
今回のアエロフロートとの提携で実施されるロシア国内線の全路線で、既にS7航空とのコードシェアが行われていたりするんですよね。
逆に、今回、アエロフロートとの提携が実施されていない、ボルゴグラード・カリニングラード・チェリャビンスク・オムスク・ノヴォシビルスク~モスクワ線での提携があったりするので、こちらはどうするのだろう…とも。
S7航空のモスクワの拠点は、ドモジェドボですから、やっぱり空港が違うのにコードシェアと言うのは、あまりにも不便ですし。
S7航空とは、ノヴォシビルスク・イルクーツク・ハバロフスク・ウラジオストク~成田と言う極東線のみの提携関係にするのかな?
でも、わざわざアライアンスを越えて、今までのアライアンスパートナーを切ると言うのも、どう言う意図があるんだろう…とも。
仮にS7航空のモスクワ発国内線でのコードシェア提携がなくなると、実質、縮小と言うコトにもなりますし。
中央アジア・西アジアで提携して欲しい…
アエロフロートは、ヨーロッパ線が一時期よりも減ったと言えども、まだまだ飛ばしている方だと思うので、ヨーロッパ路線で提携するのだとばかり思っていたのですけれどもね。
もしくは現状のJALだと手薄な中央アジアやコーカサスへもアエロフロートの路線網は手厚いので、そちらでのコードシェアが実現していれば、もっと色々と可能性が広がる気がするのですが…
なぜ、ロシア国内線?
そんな感じの提携と言う感じ。
しかも、現状もS7航空との提携がある場所ばかりで。
個人的に、アエロフロートは、昔みたいに最安値と言う訳ではなくなって来ていますが、まだまだコストパフォーマンスは悪くないですし、サービスも昔から比べると、天と地の差があるほどに改善している気がするので、歓迎はしたい所なのですが、謎な感じはやっぱり否めないですね。
因みに、アエロフロートが運航開始を予定している関空線にもJAL便名が付くそうです。
関空をメインに使っている人からすれば、これは大きな感じかも知れないですね。
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