JAL、ロイヤルブルネイ航空とMIATモンゴル航空とコードシェア開始!

JALが2020年2月17日より、ブルネイのフラッグキャリアで国営のロイヤル・ブルネイ航空(BI)とのコードシェアを開始するコトを発表しました。

また2020年3月31日からは、モンゴルのフラッグキャリアであるMIATモンゴル航空(OM)とのコードシェアの開始も発表になりました。

ロイヤル・ブルネイ航空のバンダルスリブガワン線でJAL便名

まずロイヤル・ブルネイ航空とのコードシェア。

コードシェア開始日は、2020年2月17日(予約販売開始は2月14日~)。

ロイヤル・ブルネイ航空が運航している成田~バンダル・スリ・ブガワン線にJAL便名を付与する形になります。

運航スケジュールは以下の通り(2019年度冬期スケジュールなので、3月からの夏期スケジュールは運航時刻変更の可能性あり)。

BI696/JAL5001 成田11:45→バンダルスリブガワン17:10 
=月・水・金・日曜運航
BI695/JAL5000 バンダルスリブガワン00:35→成田07:30 
=月・水・金・日曜運航

使用機材は、エアバスのA320型機。

この路線、まだまだ就航して間もない訳ですが、開設した時に、日系の航空会社とのコードシェアが、近年では珍しく行われなかったな…と。

ロイヤルブルネイ航空が、成田就航へ!-ブルネイ経由で何処に行く?-

ブルネイのフラッグキャリア・ロイヤルブルネイ航空。関空が出来た時に、バンダルスリブガワン線の就航を週2便で開始し、日本にも路線を持っていたが、2019年3月15日に成田~バンダルスリブガワン線を就航させ、日本路線を再開させるコトが明らかになりました。

 

しかも、ロイヤル・ブルネイ航空自体、ナショナルフラッグキャリアではありますが、機材数が14機とそこまで大きい航空会社ではないので、必然的に路線網も最低限度と言う感じなので、ブルネイ以遠ではなかなか利用しにくい訳で、どこまで利用が広がるんだろう…と。

運航時間帯的には、成田発も昼過ぎで現地夕方着ですし、現地発も1日が丸々使える日付が変わってスグの出発なので、決して、悪くはないのですが(欲を言えば、もう少し成田着が早ければ、そのまま会社に行ける人も多い気がしますけれど)、そもそもの需要の問題。

因みに、そもそも「ブルネイってどこ?」と言う方。
この辺りです。

 

決して大きくはない国ですが、豊かな国。
かつスルタンが納める国と言うコトで、東南アジアではちょっと異色の存在と言えるのかも。

JALとのコードシェアで、少しは行きやすくなる人も出てくるのかな?と言う感じはしますね。

さすがにJALも、バンダル・スリ・ブガワンに単独で就航する日が来るとは、考えにくいですしね。

MIATモンゴル航空とは、夏は3路線でJAL便名付与

モンゴルのMIATモンゴル航空との提携は、2020年3月31日開始予定(予約販売開始は3月24日~)。

MIATモンゴル航空が運航している成田・関空~ウランバートルとウランバートル→釜山の3路線にJAL便名を付与する形になります。

運航スケジュールは以下の通り。

OM502/JL8491 成田14:40→ウランバートル19:15
=火・木曜以外運航
OM501/JL8492 ウランバートル07:45→成田13:40
=火・木曜以外運航
OM506/JL8493 関空14:50→ウランバートル18:30
=水・日曜運航
OM505/JL8494 ウランバートル08:50→関空13:50
=水・日曜運航
OM311/JL8490 ウランバートル07:30→釜山12:05
=木・日曜運航

使用機材はボーイング737型機。

成田線は、2020年7月2日~9月29日の間は、毎日運航。
関空線は、2020年7月1日~8月30日の夏期運航便と言うのには注意が必要と言う感じですが、ウランバートル→釜山でのコードシェアも、釜山→ウランバートルは対象外になっているのは、注意点でしょうか。

因みに、ウランバートルの位置関係は、こんな感じ。

 

運航スケジュール的には、ギリギリのスケジュールを組んでいる感じがありますが、冬のウランバートル07:45発は、個人的には寒さも厳しそうですから、ちょっとげんなりして躊躇しちゃいますけれどもね(笑)。

だって搭乗の2時間前に行こうとしたら、5時台ですからね…
さすがに絶対、地面、凍ってますよね…

JALの狙いは日本人じゃない?

ロイヤル・ブルネイ航空もMIATモンゴル航空も、ブルネイ・モンゴル、それぞれでは最大手ですが(共に国営企業ですしね)、航空アライアンスには未加盟の航空会社と言うコトもあって、個人的には面白い所とのコードシェアを組んで来たなぁ…と言うのが、正直な所。

と言うか、JALらしくないと言う方が正しいのかも知れないですが。

ブルネイのバンダル・スリ・ブガワンならば、同じワンワールドのマレーシア航空が就航していますし、モンゴルのウランバートルならば、提携関係もある大韓航空が就航しているので、そちらとのコードシェアでも良さそうな気はしますが、そうしなかったのは、ロイヤル・ブルネイ航空もMIATモンゴル航空も、アメリカ線を運航していないので、JAL運航のアメリカ線への接続客を拾いたいのかな…と言う気もしますね。

と言うか、両社ともと言うよりも、アメリカ便がバンダル・スリ・ブガワンもウランバートルもありませんからね。

これでJALマイルでブルネイとモンゴルに行きやすくなると言うのは、個人的に、ちょっと魅力的なんですよね。

ただJALでマイルを貯めていざ使う!と言う時って、いつも思うのですが、提携航空会社のコードシェア便で利用するのって、どこまでお得感があるのでしょうね。

日本人としてはやっぱりJALでマイルを貯めている以上、限りなくJALの乗りたい感じはあるので。

ロイヤルブルネイ航空ならば、サービスにも定評があるので、悪くはないのでしょうが、MIATモンゴル航空になると、シートにパーソナルモニターもない機材になるので、やっぱりちょっと落ちる感じがあるからなぁ…

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