楽天カード・楽天ペイ、全ての不具合から復旧したけれど…

楽天カード、不具合から復旧!

多くの海外の空港のラウンジに入れる「プライオリティパス」を無料で付けられる「楽天プレミアムカード」。

今や多くの旅人が持っているクレジットカードの1つではありますが、その「楽天プレミアムカード」を含む「楽天カード」のサービスに不具合が発生していた楽天。

具体的には、今回の不具合は、2019年11月23日に発生し、一時は、決済・借り入れ以外でも、利用明細の確認すら出来ない状態でしたが、11月27日午前9時の段階で、自動音声専用ダイヤルを除くサービスを再開。そして同日午後1時過ぎに、全てのサービスが復旧したコトが発表になりました。

楽天の発表によると、「楽天カード」のシステムが稼働しているデータセンターで、電源設備の更新作業中、電源が7秒間ほどダウンしたコトが、今回の不具合の原因だったとのコト。

復旧作業中には、「楽天カード」のシステムが不安定な状態に陥り、QRコード決済である「楽天ペイ」は、「楽天カード」を支払い手段として紐づけにしている場合も多く、影響が広がるコトを懸念し、「楽天ペイ」のサービスも一時停止するなど、広範囲に影響が広がるコトに。

データセンターの堅牢性と広報に大きな課題

それにしても…

まずは、今回、原因となったデータセンターは、楽天の系列下にある訳ではなかったけれども、そもそもどれだけの堅牢性があったのだろう…と言うのが、まずは気になる所。

素人的には、様々なケースを考慮して2重・3重に準備がなされているシロモノだとばかり思っていたのですが、今回、それが機能しなかった理由は、何故なのだろう…と。

利用者が多いクレジットカードなだけに、この辺りの取り扱いは、気になる所。

また今回の様なイレギュラー時の広報体制にも問題がある様に思える。

ニュースで障害を知って、ニュースで復旧を知ったと言う人も多い様に思う。

確かに「楽天カード」「楽天ペイ」ユーザーは、非常に多い。
ユーザーが多すぎて、なかなか機敏な対応が出来ないのかも知れないけれど(そもそもユーザーが多いと言うのも、広報が出来なかった理由にすらならないけれど)、障害の発生から完全復旧まで5日間。
もっと利用者に対しての広報があっても、然るべきだと思う(しかも27日は楽天カードの支払日だった訳ですし)。

イレギュラーに対しての、広報と言うのは、イレギュラーを帳消しにするぐらいのチカラがあると言うのを、楽天ほどの大きな企業が分かっていないとは、どうなのよ…と。


利用者の対策は?

利用者としては、データセンターやクラウドで障害が発生してしまうと、もうどうしようもない部分がある。
この辺りをどこの会社がどの会社を利用しているかなんて、そもそも分からない部分な訳で、利用開始前にどうこう出来る話でもないし。

取れる対策なんて、結局の所、“利用する決済手段を、複数揃える”と言うコトでしかない。

「楽天カード」であれば、他のクレジットをもう1,2枚。
「楽天ペイ」であれば、「PayPay」…と言った感じで。

それだけしか出来る対策がナイ。

だけれども、これはかなり効果的だったりします。

特に楽天スーパーポイントを核にした「楽天経済圏」に一度、ハマると、その他の手段をなかなか考えにくかったりするのも、事実。

だけれども、年会費無料のカードだって、世の中には出回っているし、QRコード決済も他の手段をとりあえず用意しておくと言うのは、リスク回避としては、必要なのだと。

ただそれでも、自然災害などでは複数の決済手段を用意していても、電気がなければ使えない。

だから、“やっぱり現金派”と言う気にもなれないですけれどもね。

いや、もちろん、キャッシュを持っているのは、障害が発生した時でも強い。
それは事実です。

だけれども、“キャッシュレスがダメ”なんだと言うのも、違う様な気はするんですよね。

そう言う意味でも、しっかり広報をして欲しかったな、楽天には…と思ってしまいましたけれどもね。

ってか、どうして今回、楽天側からの広報がほとんどなかったに等しいのだろう。

データセンターが外部だったから?
でも、それも利用者からすれば、理由の1つにはならないと思うのですけれどね。

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