中国東方航空、成田線を一気に拡充へ!
中国3大航空会社の1つの「中国東方航空」が、2020年初めから成田線を一気に拡充するコトが発表になりました。
具体的に就航するのは、
・成田~煙台:2020年1月2日~
・成田~武漢:2020年1月4日~
・成田~青島:2020年1月5日~
・成田~昆明:2020年2月18日~
の4路線。
ってか、年明け早々に就航って、スゴイな…と、言わざるを得ないんですけれどもね。
煙台線なんて1月2日からの開設ですからね。
正月真っ只中での開設。
中国正月の方がメインだから、西暦はあまり考慮しないのかな…
使用機材は、煙台線がA320、武漢線はB737-800型機、青島線はA320、昆明線はA330-200もしくはB787-900型機での就航になります。
新路線運航スケジュールも発表!
運航スケジュールも発表になり、以下の通り。
■成田~煙台線
MU5032 成田14:00→煙台16:30 火・木・土曜運航
MU5031 煙台09:00→成田13:00 火・木・土曜運航
■成田~武漢線
MU2616 成田14:30→武漢17:55 火・木・土曜運航
MU2615 武漢08:55→成田13:30 火・木・土曜運航
■成田~青島線
MU5080 成田14:10→青島16:40 水・金・日曜運航
MU5079 青島09:10→成田13:10 水・金・日曜運航
■成田~昆明線
MU2592 成田14:10→昆明18:35 月・火・木・土曜運航
MU2591 昆明07:50→成田13:10 月・火・木・土曜運航
この内、煙台と昆明線は成田発着便としては、今回、就航が発表になった「中国東方航空」のみの路線になる予定です。
現状、「中国東方航空」の成田線は、上海・北京・南京・西安の4路線のみなのですが、一気に8路線へと倍増すると言うコトになります。
また既存の上海線は10月から毎日1往復増便で、毎日4往復に。
西安線は11月から週4往復の増便で、週11往復に。
南京線も10月から増便で、毎日1往復になっているので、この秋から冬に掛けて、一気に成田線が拡充されると言う感じですね。
ってか、いきなりどうしたんだろう…
JALとのコードシェアとかは?
個人的には、昆明線が気になる所だったりします。
古くはJASとかも運航していた路線ですが、なかなか定着しない気がしますけれども、やっぱり直行便で行けるメリットは大きいですからね。
そして、何よりも気になるのは、JALの存在。
「中国東方航空」とJALは加盟しているアライアンスこそ異なりますが、提携を結んでいる状態で、2018年8月には、共同事業実施に向けた覚書を締結している間柄。
2019年度内のスタートを目指しているとされていましたが、相互に便名を付けるコードシェア・マイル提携など以上に、踏み込んだ提携を目指している状態なので、今回、開設される新路線も共同事業が始まると、JAL便名が付いたり、マイルを貯められたり、マイルで飛べるようになる可能性が高い訳のかな…と。
そうすると昆明までマイルで飛べたりするようになるのかな…と。
JALの中国路線は、羽田発だと北京・上海(虹橋・浦東)・広州、成田発で北京・上海(浦東)・大連と、かなり寂しいのが現状(+羽田~大連が2020年3月に開設予定)。
ANAが着々と中国路線を拡充していて、就航都市が多いのに比べると、中国路線はJALの国際線網としては最大のウィークポイントになっている感じすらある訳です。
本来ならば、独自運航で路線を増やしたい所なのでしょうが、羽田の発着枠増が控える中、中国路線を独力で増やすだけのチカラもないですしね。
そう言う意味でも、今回の成田増便・新規路線開設は、JALにとっても大きな援軍になるのでは?と言う感じがしますね。
まぁ、欲を言えば、JAL運航便で就航して欲しいのは、山々ですけれど。
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