先日、とあるニュースに、政府のキャッシュレス決済に対しての5%還元策の予算が、最後まで持たず、追加で予算を組む必要があるかも…と言う記事が。
まぁ…
そりゃそうだよな…と思ったりしちゃいましたが、今回は久しぶりにキャッシュレス決済関連の記事です。
郵便局が、キャッシュレス決済導入へ!
日本郵政が、いよいよ2020年2月3日より、郵便局の郵便窓口で、キャッシュレス決済を導入するコトを、発表しました。
具体的な導入スケジュールは、以下の通り。
2020年2月~:全国65局の郵便局で導入
2020年5月まで:全国8,500局の郵便局に導入完了
4カ月間で一気に導入すると言うスピード感は、郵便局にしては、なかなかじゃない?なんて思ってしまいましたが、今回のキャッシュレス決済に対応している品目は、郵便局の窓口で取り扱っている品、全てではなく、以下の通りになります。
・郵便料金
・ゆうパックやゆうメールなどの支払い
・切手
・はがき
・レターパック
・カタログ商品や店頭商品
主だったモノとして、パッと浮かぶのは、「印紙」は対応外と言うコトになりますね。
実は、先日、パスポートの更新で「印紙」を買う必要があったのですが、その時、郵便局でクレジットカードが使えなくて焦りました。
「印紙」なんて、個人ではそう買う頻度が高いモノじゃないのですが、そもそも郵便局の窓口に行くのも久しぶりだったので、すっかり使えないのを忘れていて…
でも、これからも「印紙」は買えないみたいです。
クレジットとQRコード決済は、ほぼ網羅
導入されるクレジットカード・電子マネー・スマホQR決済は、以下の通り。
・クレジットカード:
Visa・Mastercard・JCB・アメリカンエキスプレス・ダイナース・銀聯
・電子マネー:
交通系ICカード(Suica・PASMO・ICOCA・TOICA・manaca・SUGOCA・kitaca・はやかけん・nimoca)
WAON・QUICPAY
・スマホQR決済:
ゆうちょPay・PayPay・楽天ペイ・d払い・メルペイ・LINE Pay・au Pay・Amazon Pay・Origami Pay・Alipay・WeChat Pay
クレジットカードに関しては、基本的に使えないと言うコトが無くなりそうで、どのブランドも対応と言うコトになります。
電子マネーについては、楽天Edyが導入されなかったと言うのが、注意点になりそうですね。
WAONは導入されますが、セブン・ヨーカドー系のnanacoも使えず。
ただnanacoはグループ外で使える機会って、まだまだ多くはないので、何となく仕方ないかなぁ…なんて思いますが、楽天Edyは使える場所も多い電子マネーなので、ちょっと意外。
しかもQRコード決済である同じ楽天グループの楽天ペイは対応するコトになっているから、余計にそう思っちゃいます。
コンビニの切手販売、キャッシュレス決済解禁は?
ってか、そもそもの話ではありますが、3大都市圏とかに住んでいると郵便局って、そう用事がある訳じゃない様にも思う。
地方に行けば、郵便局は貴重な金融機関であり、まだまだ用事も需要もあるのでしょうが。
もはや、切手とか、別に郵便局じゃなくて、コンビニで買っちゃう人の方が多いのでは…と。
でも、実はコンビニで切手を買おうとすると、電子マネーやクレジットカードでの決済が出来ないコトがほとんどと言うのが現状だったり(nanacoは可)。
今回、郵便局での切手やはがきのキャッシュレス・クレジットカード決済が解禁になったのならば、コンビニでの購入も解禁になったりしないのかな?なんて、淡い期待を抱いたりしますが。
コンビニで切手をカードで買われると、切手代は郵便局で購入するのと同額な訳で、コンビニとしても仕入れ値は同じ。
となると、カード手数料だけ取られるだけで、利益が皆無と言うよりも、手数料分だけ、赤字になってしまう訳で、さすがに難しいのかも知れませんが。
と言うか、寧ろ、郵便局でキャッシュレスより、コンビニでキャッシュレスで切手が買える方が嬉しかったりしますけれどもね。
まぁ、さすがにコンビニで印紙を売って欲しい…と言うのは、需要が多くないだけで在庫を抱えるだけになるでしょうから、コンビニ側が嫌がる気がしますけれど。
でも、ようやく郵便局もキャッシュレス対応。
他の役所関係とかも、どんどんキャッシュレス対応になっていけば良いのに…と、ちょっと思ったり。
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