チェジュ航空、プレエコの「NEW CLASS」サービス開始!

チェジュ航空、プレエコ「NEW CLASS」サービス開始!

韓国のLCCであるチェジュ航空が、2019年8月1日から、前後左右の座席間隔を広げたプレミアムエコノミークラスである「NEW CLASS」のサービスをスタートさせました。

「NEW CLASS」は、既存の一般席の3-3配列から、2-2配列に変更し、左右の感覚に余裕を持たせると共に、座席間隔も既存の一般席の30~31インチと比べると、41インチと大幅に広いシートを用意。

更に「NEW CLASS」シートは、座席の角度が調節出来る背もたれに、足台が付いている他、サイドテーブルに充電を兼ね備えています。

また短距離路線では「Beauty Kit」が配布されるのに加え、長距離路線では、アメニティグッズである「Comfy kit」も追加で配布されるとのコト。

さらに機内食は、15,000ウォン相当の機内食が無料で付くと言う至れり尽くせり感。
CAも「NEW CLASS」専門のCAが配置されるとのコト。

またこの他にも、

・優先チェックイン
・無料手荷物30kg
・ドアサイドで手荷物預け
・JJラウンジ利用券の進呈

さらにチェジュ航空のマイレージである「リフレッシュポイント」が2%追加で加算されると、かなりの好待遇です。

成田・福岡~釜山線で運航!

「NEW CLASS」の就航路線は、現状、以下の路線。

・金浦~釜山
・成田~釜山
・福岡~釜山
・シンガポール~釜山
・ダナン~釜山
・台北~釜山

とりあえず、釜山発着路線に固めて就航させた感じですね。

釜山発着線の売れ行きがあまり良くないのか?と思いたくもなりますが、実際の所はどうなんでしょうね。

チェジュ航空の路線網も、かなり広がっているので、仁川発着から手を付けると、追い付かなくなると言う判断なのかも知れませんけれど。

なので、日本路線は、成田と福岡から釜山を結ぶ2路線のみ。

限定12席ですが、さすがに福岡~釜山とかだと、距離が短すぎて、「NEW CLASS」を選ぶ意味がどれだけあるんだろう…とすら思ってしまいますけれどね。



思ったよりも金額に差がナイのかも?

でも、ここで気になるのは、金額の差。

プレミアムエコノミーと言っても、LCCを選ぶ時点で、値段が高かったら、選ぶ意味がありませんからね。

8月後半の8月29日で見てみると、こんな感じ。

エコノミークラス最安の「FLY」運賃だと2,400円に対して、新設されたプレミアムエコノミークラスである「NEW CLASS」は10,800円と言う設定。

「FLY」運賃だと受託手荷物が0kg。
これに15kgの受託手荷物を付けると、+4,000円(「FLYBAG運賃」)。

そうなると「NEW CLASS」との差額は、4,400円。

「NEW CLASS」だと機内食が付いてくる訳ですが、コレを加味すると、3,000円程度の差額と言うコトになりますね。

さらに事前座席指定が付けられ、座席が広くなる。
そして優先搭乗と優先手荷物処理が付いてくる。

案外、アリなのかも…と、つい思ってしまいます。

ただやっぱり成田~釜山だと、距離がそんなに長くないので、やっぱりもったいないのかな…と言う気もしてしまいますけれどもね。

逆に釜山~シンガポール線で同じ日程を見てみると、15kgの受託手荷物付きで261,000ウォン(約22,738円)なのに対して、「NEW CLASS」だと342,200ウォン(約29,812円)。

まぁ、このぐらいの距離ならば、アリな選択と言えるのかも。


それにしても、中長距離路線ではないLCCなのに、2クラス制になるチェジュ航空。

韓国は、元々、大韓航空とアシアナ航空と言う2大航空会社が存在するのに加え、LCCが乱立している国の1つなので、差別化が必要と言う判断なのでしょうけれど、思い切ったなぁ…と言う感じ。

そう言えば、先日からは仁川国際空港にラウンジも新設しましたしね。
ある程度、単価を上げたい+運賃以外でも収益を上げて行くと言う流れへを具現化していると言う感じなんでしょうね。

ただ、ある程度、運賃に差があれば、それでもペイするのでしょうが、思ったよりも差がない訳で、この値段の差で、元が取れるんだろうか…と、つい思ってしまいますが、選択肢が増えると言うのは、嬉しい限りですけれどね。

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