中央アジア最後の難関・トルクメニスタンVISAが安くなる?

トルクメニスタンビザが安くなる?

中央アジアのトルクメニスタンのグルバルグルィ・ベルディムハメドフ大統領が、日本人観光客向けの入国ビザ発給の手数料の軽減もしくは免除にする決定に署名したコトが明らかに。

トルクメニスタンのビザ。

あぁ…

ボクが取れなかったヤツですね(正確には、かなり後からメールで送られてきましたけれども)。

トルクメニスタンのアシガバードアウトの航空券すら持っていたのに…
もう担当者は、地獄の門に落ちれば良いのに…とすら思ったヤツですね。

ドゥシャンベで取るの?トルクメニスタンVISA | now here,no where

ドゥシャンベに到着した翌日、まず真っ先にトルクメニスタンビザの申請に行って来ました。 現時点(2016年9月1日受領予定だった)の最新情報になります(起点になる宿はグリーンハウスホステル)。 ① グリーンゲストハウスホステルを左に出て直進(Khusravi Dekhlavi St.) ② 市場を過ぎて右折 …

あまり海外でVISAを取得するコトもナイのですが、それでも今の所、唯一のVISAゲット失敗事例が、このトルクメニスタンなんですよね、個人的に。

ホントに、担当者は、地獄の門に落ちれば良いのに…

対象はシングルビザか?

今回の対象になりそうなのは、滞在期間が10日以下のシングルビザ。

トルクメニスタン外務省・国家移民局・法務省に対して、1ヶ月以内に修正法案を閣僚会議に提示するように求めているとのコトなので、早くてもその後から実施と言う流れにはなるのでしょう。

現在のトルクメニスタン大使館のシングルエントリーの10日間のビザは、35US$。
特急発給は55US$。

今回、改正が行われるとなると、特急発給も低減の対象になる模様。

だが…

結局の所、日本でのシングルビザ取得じゃなくて、旅人的に狙いたいのは、海外第3国でのシングルビザの取得が容易になれば良くて、現状のトランジットビザしか手に入らないと言う環境が、頂けない。

まぁ、そのトランジットビザですら、入手に失敗したんですけれどもね、ボクは。

因みに、シングルビザを日本で取得する場合でも、ネックになるのは、「招待状」が必要と言う点。

ってか、料金を下げる前に、この「招待状」が必要になる部分を無くしてくれないと、なかなか簡単にVISA入手と言う訳には行きませんね、日本でも。

一方、バックパッカーのほとんどが取得しているのは、トランジットビザで、こちらは5日間有効。

広いトルクメニスタンを、5日間で駆け抜けなければならないと言うのは、結構、至難の業だし、そもそもあくまでも“トランジットの為のビザ”で、ビザを申請する際に、“観光する”だとか、“地獄の門に行く”だとか、そんな話は厳禁。

しかも、アメリカ入国にESTAが使えなくなるイランへの入国を避けるのと治安が安定しないアフガニスタンを避けようとすると、アゼルバイジャン~トルクメニスタン~ウズベキスタンと言うルート一択(正しくは、カザフスタンのアクタウ方面に抜けられますが)。

アゼルバイジャン~トルクメニスタンの航路は、結局、いつ出発するのか、定かではないコトも、至難の業に拍車を掛けている感が。

中央アジアの旅のルート作成する上でも、ネックではあります。



そもそもトルクメニスタンって、どんな国?

でも…
やっぱりいつか行きたい国。

地獄の門だけじゃなくて、色々と興味深い国。

幾つか気になる点を挙げてみると…

・首都であるアシガバートには、ほぼ50メートルおきにニヤゾフ初代大統領の肖像や銅像が設置されている
・見苦しいとして若者の髭と長髪(男性のみ)の禁止
・コンサートやテレビなどの口パクを禁止
・金歯の禁止

でも、一番気になるのは、8月第2週の日曜日に設定された「メロンの日」でしょうかね。

かつて日本でもハロー!プロジェクトの一員としてアイドルグループの「メロン記念日」なるグループがありましたが、この名前を付けたつんく♂さんも、なかなかですね、今更ですが。

「メロンの日」当日は、メロンを称えるイベントが行われているみたいですが、そもそも祝日に設定されたのは、ニヤゾフ初代大統領が、メロン好きだったからと言う、何ともな理由。

さすがは、ニヤゾフ初代大統領です。

でも、きっとそれだけトルクメニスタンのメロンは、美味しいんでしょうね…

因みに、「メロンの日」が話題になりますが、その他にも、「トルクメニスタン競走馬の日」(4月最終日曜日)とかも制定されていたりするんですよね、トルクメニスタン。

更に…です、一風変わったギネス世界記録を持っているのも、トルクメニスタン。

具体的に挙げてみると、

・外装建築で囲まれた世界最大の観覧車
・世界最大の星形建造物
・世界一高い旗竿
・世界最長のカーペット

カーペットは絨毯が基幹産業の1つだからなのかな?と思いたくはなりますが、その他は、何とも頑張っている感じ。

世界最大の観覧車…ではなく、“屋内にある”世界最大の観覧車、ですし、世界最大の旗…ではなく、“酒井一高い旗竿”ですからね。

最早、誰得?と突っ込みたくもなるのですが、とりあえず、見てみたくはなります。

更にニヤゾフ初代大統領の、太陽の位置に合わせた回転する金色像だったり、ベルディムハメドフ大統領の24金の金箔が施された黄金の像だったり…と、やっぱり見てみたい感が。

なのに、5日間しかトランジットビザが入手出来ない。
せめて10日間のビザが手に入りやすくなればなぁ…と。



中央アジアは、最早、行きやすい!

それにしても、ここ数年の中央アジアのビザ容易化は、ドミノ倒しの様に次々と舞い込んできますね。

カザフスタンは15日までノービザ。
キルギスは結構前から、ノービザ。
ウズベキスタンも30日以内ならばノービザ化され、タジキスタンはe-VISAで入国が可能。

ホント、中央アジア、行きやすくなりましたね。

残るは、ホントにトルクメなんですよね、面倒なのは…

まぁ、“中央アジアの北朝鮮”だとか、“陽気な北朝鮮”だとか揶揄されるコトすらある国ですから、簡単にノービザ化するとは、到底思えないですが、せめて、アシガバート発の航空券を持っている人には、ビザを発給してよって感じです。

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