プリ―の宿:サンタナロッジ

インドで老舗のサンタナ発祥のプリ―

プリ―の宿は、日本人宿のサンタナ。
インド各地にチェーン展開しているサンタナだけれども、実は、このプリ―が最初に出来たゲストハウス。

駅やバスターミナルからは、やや離れている感じだけれども、何とか歩ける範囲内。
と言うか、プリ―のビーチ側の市街地としては、ホントに一番の外れにあると言う感じ。
まぁ、そこまで大きな町と言う感じではないから、問題はないけれども。

最近、新しくしたコトもあって、部屋数はかなりの数がある。
4階建てで、ドミトリーから個室タイプまで、多様な部屋の種類があると言うのもポイントだと。

プリ―は、そこまでの都会ではない。
見所がある場所かと言われたら、そこまで名前が知られた観光地がある訳じゃない。
だけれども、このサンタナの部屋数が多いのは、1つ目は、ダラダラとする人が多いと言うコト。
そして、2つ目は、ヨガなどのアクティビティを行う人が多いと言うコト。
つまりは、長居する人が多い傾向にあるからだと思う。

蔵書がスゴイ!

個人的に、大きく気に入ったのが、本がやたらと多いと言う点。
ちょっと虫に食べられてしまった本もありましたが、“最早、絶版本じゃない?”と言うぐらいの本まで(とは言っても、別に絶版本だからと言って、希少価値が高いかと言われると、そうでもナイとは思いますけれどもね)。

その中でも、何と言っても、『ボーダー』が全巻、揃っているんです!!

奇跡や!!

ってか、この旅で久しぶりに読みたくて、最初の方の話だけ、Kindleに落として来たって―のに(笑)。

ここで読めましたか。

『ボーダー』なんて、こんなダラダラしちゃいそうな環境で読んじゃいかんだろ~と思いつつ、かなりテンション上がりました。

因みに、これでボクが訪れた宿の中で『ボーダー』が揃っている宿は、3軒目です(他の2軒は、月光荘(京都)・さくらゲストハウス(キルギス))。

まだまだスペック充分な宿

以前は、お値段ももう少し安くて、そして夕食も付いていたと言う破格の宿だったのですが、現在は、付いているのは朝食と朝チャイぐらい。
昼食と夕食は、有料メニューになっていました(別にそこまで高い訳じゃないけれど)。

ただ個人的には、夕食は外で食べたかったので、全然、利用しなかったのですが、日本食が食べられます。

4階建てで、屋上に洗濯物が干せる場所がしっかりあり、洗濯機は有料。
タバコ(Win:70Rss)・水・ビールなどは宿内でも販売がある。
市内での価格と比べると、ちょっとだけプラスされているだけの値段設定でした。
3階にはカフェスペースとかもあったりして、ホントに1歩も外に出なくても済んでしまうと言う宿ではあります。

個人的に、宿に引きこもるのは、大好きです。
でも、何となくココまで囲われちゃうと、性に合わない気がしてしまったり。

結局、“合宿所感覚”に近くなるので。
まぁ、それが日本人宿の良い所ではあるのですけれどもね。

ただ夕食が19:00ぐらいからなのですが、夕食は予約制で、それを頼んでいると、それに時間が縛られちゃう感もあるし。

Wi-Fiは部屋によっては部屋の中では繋がりにくい部屋もあるかと(多分、ごく一部の部屋だけの様な気はします)。
ただ総じて、強めです。
館内はキレイだし、階層によっては、ホットシャワーも完備。

夕食などが付かなくはなったので、お得感は薄れましたが、まだまだ充分すぎる位のスペックの宿です。

ただ日本人宿特有のタイミングの問題でしょうね。
ボクは、合わなかったかな…と。
あまりにも合宿所感があって。
それでいて、こじんまりとした感じもなく、みんなが一気に集まる場所もなく(それぞれの階層に共有スペースがしっかりあるので、逆に、そこで固まっちゃっている感じがあって)。

なので、1週間いましたが、ほぼ4Pドミに1人だったので、完全に、引きこもっていました。

まぁ、逆に言えば、それを目的にプリ―には行ったので、ある意味、当初の目的は完遂させられたとは言えるんですけれどもね。



サンタナ・ロッジ

ドミ:300Rs
住所:C.T.Road, Puri, Orissa
オフィシャルHP:サンタナロッジ インド・プリ―
Wi-Fi:あり
朝食:あり
キッチン:なし
ホットシャワー:一部あり
喫煙スペース:あり
アクセス:プリ―の駅やバスターミナルからも歩ける。オートリキシャに駅から乗る場合は、“オールドサンタナ”と言えば、分かる(大体、70~100Rs)。

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