街を出たら茶畑広がるスリモンゴル

茶畑観光は線路を歩いて

さて、スリモンゴル。

この街になりがあるのかと言えば、“茶畑”です。

インドのトリプラー州にも遠くはないのですが、バングラデシュの中では、有数の茶畑エリア。
さらに、熱帯雨林が広がると言う国立公園に、少数民族。

何気にバングラデシュでは珍しく、観光スポットがギュッと詰まっている様な、そんな場所。

ボクの目的は、別に少数民族でも国立公園でもなく、ただ単に喧噪のダッカを離れて、茶畑散策でボケーッとしたいな~みたいな。

天気も良かったので、ひとまず歩いてみます。

スリモンゴルの駅から、線路の上をずっと。

最初は、ちゃんと家々が建ち並んでいた線路脇。
少し街を離れると、いきなり素朴の家に変わりますが、スラムと言うほどの家じゃない。

そして、その素朴な家々を過ぎると、茶畑エリア。

この間、1kmも歩いていないのでは?と言うぐらいな距離感で、ホントに街から茶畑まで、近い・近い。

と言っても、別に何かがある訳じゃなくて、ただ延々と、茶畑だけって感じなんですけれどもね。

線路脇に沿って走っていた道路も気が付けばなくなり、車も来ない。

何だか良い雰囲気が流れています。

欲を言えば、茶畑を見ながら、チャイでも飲みたかったのですけれども、そもそも道路がナイのだから、ある訳がなく…

それにしても、アジアの国だと、結構な確率で、線路って道路の代わりにもなっていると思うのですが、線路の上を歩くと、かなりの確率で、「Stand By Me」の主人公にでもなった気になれます。

不思議なモノで。

いや…

お前…

幾つになったんだよ!って、突っ込まれそうな気はしますが、幾つになっても独身の男なんて、いつでも「Stand By Me」の気分に浸れる生き物なんですよ、きっと。

まぁ…
日本語にすると、「Stand By Me」じゃなくて、単なる「中二病」と言えるのかも知れないけれど(笑)。

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違う方角に行っても、ひたすら茶畑

翌日は、駅を越えて、大通りをしっかりと歩いてみたのですが、そちらもしばらくすると茶畑が延々と広がっている感じ。

ただ道路を進む訳で、案外、車が行き交うし、それでいて別に歩道が整備されている訳じゃないので、のんびり歩いて…みたいな雰囲気でもナイ感じ。

まぁ、この辺りは、単に好みの問題なんだとは思うけれど。

それでも、街から歩いて行ける場所に、こうして茶畑があって、街中とはまた違った空気の流れがあると言うコト自体が、有り難い。

ダッカはダッカで面白いのですが、やっぱりちょっと人が多すぎて、疲れるんですよね…と言うコトに改めて、スリモンゴルで気が付きました。

街自体、大きすぎず、小さすぎず。

賑わっているけれど、それはあくまでも中心部だけで、ちょっと歩くともう茶畑。
それぐらいの街と言うのも、丁度、良い感じで。

まぁ、これで落ち着けるカフェの1軒でもあれば…と、つい思ってしまったのは、スリモンゴルで有名な「7色のチャイ」が、いつ行っても売り切れていて、飲めなかったからなのかも。

ちょっとダッカに疲れたら、行ってみても面白い街。
そんな感じです、この街。

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