2019年にピーチは新千歳~ソウル開設!
昨日の記事で、LCCのバニラエアの最終運航日が決定し、ピーチとして運航が開始される日程についての発表がありましたが、ピーチはピーチで新規の就航や、運休便の再開、増便を相次いで発表しました(バニラエアについては、『バニラエアの最終運航は2019年10月26日に!注意点も幾つか!!』を参照)。
具体的に見てみると、こんな感じ。
区分 | 路線 | 便数 | 運航開始日 | |
新規 | 新千歳 | ソウル(仁川) | 1日1往復 | 4月25日~ |
再開 | 那覇 | 香港 | 1日1往復 | 6月28日~ |
増便 | 仙台 | 新千歳 | 1日3往復化 | 4月25日~ |
台北(桃園) | 1日1往復化 | 4月25日~ | ||
新千歳 | 台北(桃園) | 1日1往復化 | 4月26日~ | |
関空 | 台北(桃園) | 1日3往復化 | 4月25日~ | |
移管 | 成田 | 那覇 | 1日2往復 | 6月1日~ |
新千歳 | 1日6往復 | 9月1日~ | ||
奄美大島 | 1日1往復 | 10月1日~ | ||
関空 | 台北(桃園) | 1日4往復化 | 6月29日~ | |
那覇 | 台北(桃園) | 1日3往復化 | 6月28日~ |
全くの新規就航は新千歳~ソウル(仁川)線だけではありますが、増便なども広く行われる印象ですね。
仙台・新千歳~台北(桃園)なんかは就航してまだ日が浅いですが、デイリー1往復化すると言うコトは、想定以上に好調と言うコトなのでしょうかね。
[amazonjs asin=”4022619163″ locale=”JP” title=”僕はLCCでこんなふうに旅をする (朝日文庫)”]仁川線は7社が競う激戦区
新千歳~ソウル(仁川)線は、日系航空会社としては初の路線。ピーチとしても台北線に続く新千歳発着の国際線2路線目なのですが、この路線、既に韓国を拠点にしている航空会社がひしめき合っている路線で、
・大韓航空…1日2往復
・アシアナ航空…1日1往復
・チェジュ航空…最大週12往復
・ジンエアー…1日2往復
・エアソウル…1日1往復
・ティーウェイ航空…1日1往復
・イースター航空…週10往復
と、かなりの便数が勢ぞろいしていたりします。
ってか、既に7社競合って、スゴイです。
それだけ需要があると言うコトなのでしょうが、7社も運航しているのに日系企業がゼロと言うのもスゴイように思っちゃえます。
どれだけビジネスチャンス、逃しているんだよと言う感じで。
でも、すっかりビジネスチャンスを逃してしまった様にも思えますけれど、競合路線にピーチが参入すると言うからには、勝算があると踏んでいるのでしょうね。
まぁ、運航スケジュールが分からないですけれど、日本人需要と韓国人需要とはまた異なる部分がありますしね、航空会社を選ぶと言う点では。
そして、仙台・新千歳発の台北(桃園)線もそれぞれ1日1往復化。
ピーチはこうした地方発の国際線への就航も熱心ですね。
まぁ、その分、関東発の路線展開はかなり消極的ですが、バニラエアを吸収するコトで、これがどう変わって行くのでしょう。
関東在住者としては、変わって欲しい様な気はしますが、地方発の国際線に熱心な日系航空会社はピーチぐらいですし、このまま我が道を行く感じでも良いのかな…とも。
ともあれ、2019年はピーチもバニラエアを吸収して、路線展開を拡大する形になる訳ですが、もう2019年下期の話まで出て来てしまったので、これで打ち止めになっちゃうのかな?
まぁ、かなり勢い良く展開する1年と言う感じはしますけれど。
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