キャセイが小松就航!
香港のキャセイパシフィック航空が、2019年4月3日より、小松~香港線を季節運航便として開設するコトを発表しました。
運航期間は、2019年4月3日~10月26日までで、水・土曜日の週2便での運航。
機材は、エアバスA330-300型機とのコトなので、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス機材。
合計262席か317席か、どちらかのタイプが就航するかははっきりしないですが、週2便と言えども、かなりの大きな機材で就航と言うコトになりそうです。
就航スケジュールは、以下の通り。
CX575 小松 16:30→香港 20:00(水・土曜運航)
CX574 香港 09:45→小松 14:55(水・土曜運航)
さすがに香港拠点の航空会社なので、日本人的には使い勝手が良さそうなスケジュールと言う訳ではないのが残念な所で、香港から先に乗り継ごうと思うと、多分、目的地に到着する時には、日付が変わってしまいそうですね。
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キャセイと言えば、子会社のキャセイドラゴン航空がA320型機で徳島~香港線に2018年12月19日~2019年3月30日までの間で就航しますが、ちょうどそれと入れ違う形になります(運航会社は違うのですが、運航曜日も水・土曜日の週2便と言う所まで徳島線と一緒ですし、発着時間も徳島線とかなり似た様な感じだったりします)。
徳島の時にも思いましたが、次は小松ですか…
確かに日本海側の空港としては、金沢と福井と言う後背地を抱えるだけあって、利用の多い空港ではありますが、キャセイグループが現在、就航している日本の空港は、東京(羽田・成田)・関空・中部・福岡・新千歳・那覇の7空港。
広島や仙台とかの方が、需要がありそうな気はするのですが、この辺りはやっぱり訪日観光客の差なのでしょうかね。
それとも広島も仙台も過去にキャセイドラゴン航空が乗り入れていたのですが、撤退している関係があるのかも知れませんが(特に広島空港は、現在、同じ香港を拠点にしているLCCの香港エクスプレスが就航しているのも大きいでしょうし)。
小松空港の国際線は4都市目!
因みに、小松空港の国際線就航状況は、こんな感じ。
韓国 | ソウル | 大韓航空 | 週3往復 |
中国 | 上海(浦東) | 中国東方航空 | 週4往復 |
台湾 | 台北(桃園) | エバー航空 | 週5往復 |
タイガーエア台湾 | 週2往復 |
香港への就航で4都市目と言うコトになります。
小松空港と言えば、北陸新幹線の金沢延伸開業で、一気に国内線の需要が減ってしまった訳ですが、着実に国際線は伸びていると言う感じでしょうか。
2017年と2018年に、北陸地方への観光需要が旺盛になる春と秋に、香港発着のチャーター便を運航しており、高い搭乗率を挙げたコトが、今回、定期便の就航に繋がっているのでしょうが、これが通年運航に切り替わるかどうかは、今後の展開次第なのでしょうね。
日本人的に見れば、北陸の魅力は、やっぱり冬にある様に思えるのですが、その辺りは香港の人と、感覚が違うのかな…?なんて思いつつ、冬の魅力をしっかりと訴えるコトが出来れば、通年運航化へのチャンスはありそうな気がするんですけれどもね。
ただ通年に切り替わるとしたら、機材が大きすぎる気はしますけれど、その時は、子会社でもうちょっと小さな機材で運航が出来るキャセイドラゴン航空に運航主体を切り替えるんでしょうね…
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