ノックスクート、関空線も就航!
2018年6月1日に成田~バンコク(ドンムアン)線を開設し、日本就航を果たしたタイに拠点を置くLCC(格安航空会社)のノックスクートですが、2018年10月29日から、関空~バンコク(ドンムアン)線を就航させるコトを発表しました。
使用機材は、ボーイング777-200型機で、ビジネスクラスに相当するスクートビズが24席装備されている機体になります(エコノミークラスが391席の合計415席)。
今回、発表になったノックスクートの関空線。
スケジュールは以下の通り。
XW111 関空 08:30→バンコク 12:45:月・火・木・土曜運航
XW102 バンコク 23:50→関空 翌07:10:月・水・金・日曜運航
往路が昼出発の成田線と異なり、朝方出発となっており、これだと関西在住以外の人にはちょっと使いにくいかも知れませんが、昼に到着すると言うのは、魅力的ですね。
また7時と朝方に到着なので、始業時間と会社の場所によっては、そのまま仕事に向かえると言う人も良そうな感じです。
関空発着のバンコク行の他の航空会社を見てみると…
航空会社 | 便名 | 出発空港 | 出発時刻 | 到着空港 | 到着時刻 | 運行頻度 |
日本発 | ||||||
JAL | JL727 | 関空 | 00:55 | スワンナプーム | 04:40 | 毎日 |
ノックスクート | XW111 | 関空 | 08:30 | ドンムアン | 12:45 | 月・火・木・土 |
タイエアアジアX | XJ613 | 関空 | 09:55 | ドンムアン | 13:50 | 毎日 |
タイ国際航空 | TG623 | 関空 | 11:45 | スワンナプーム | 15:35 | 毎日 |
タイ国際航空 | TG673 | 関空 | 17:35 | スワンナプーム | 21:25 | 毎日 |
スクート | TR867 | 関空 | 18:05 | ドンムアン | 21:55 | 水・金・日 |
タイエアアジアX | XJ611 | 関空 | 23:55 | ドンムアン | 翌03:50 | 毎日 |
バンコク発 | ||||||
タイエアアジアX | XJ612 | ドンムアン | 00:55 | 関空 | 08:40 | 毎日 |
タイ国際航空 | TG672 | スワンナプーム | 08:25 | 関空 | 15:55 | 毎日 |
スクート | TR866 | ドンムアン | 09:15 | 関空 | 16:55 | 水・金・日 |
タイエアアジアX | XJ610 | ドンムアン | 14:10 | 関空 | 21:55 | 毎日 |
JAL | JL728 | スワンナプーム | 23:00 | 関空 | 翌06:30 | 毎日 |
タイ国際航空 | TG622 | スワンナプーム | 23:30 | 関空 | 翌07:00 | 毎日 |
ノックスクート | XW102 | ドンムアン | 23:50 | 関空 | 翌07:10 | 月・水・金・日 |
と言う様な状態になります。
タイ国際航空が2往復。
JALが1往復。
LCCはタイエアアジアXが2往復。
スクートが週3便。
そこにノックスクートの週4便が入るコトに。
これでスクート系は2社でデイリー運航状態にはなりますが、曜日がモロ被りだったりはします(とは言っても、ノックスクートのバンコク発は深夜帯なので、実質的にはズレている感じですが)。
フルサービスキャリアと、LCCが共に1日3往復と、便数の麺では互角になったと言うコトで、最早、東南アジアまではLCCと言う姿が見て取れますね。
日タイ間需要は、未だに成長中!
タイを訪れる日本人は昔から多いですが、現状でも日本からタイへの旅客は年6%程度で成長中で、タイから日本への旅客も年12~13%程度で成長が続いている状況だと言うので、まだまだ増便の余地があるのかも知れませんね。
個人的には、バンコクは世界の中でも好きな都市の上位に来る街なので、選択肢が増えると言うのは有り難い限りなのですが、そろそろバンコク以外の他の都市への路線が出て来ても良いのに…とも。
かつてはプーケット便とかもあった様に思えますが、今の需要ならば、チェンマイ線とかがあってもおかしくはない様にも思えます。
まぁ、日系航空会社が欲しがるビジネス需要は弱い形にはなるのでしょうが、実際、チェンマイから東アジア方面だとだと仁川や香港、台北線とかが飛んでいるので、可能性がない訳ではない様にも。
プーケットだって、仁川や香港線があるのですし。
仮にプーケットやチェンマイ線が就航するとなると、タイの周遊旅行なんかもしやすくなるのですけれどもね。
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