この夏おススメの旅先3選―筆頭は、ウクライナー

早々と関東では梅雨明けが宣言され、暦も7月に。

いよいよ“夏!”到来と言う感じです。
何故、特に休みもないのに“夏!”と聞いただけで、ちょっとワクワクしたり、ウキウキしたりするんでしょうね(寧ろ、個人的には忙しいだけなのですが)…

当たり前ですが、“今年の夏”は、“今年だけ!”。
今年の夏だからこそおススメの海外旅行先を考えてみました。

筆頭は、コストパフォーマンスの高い、ウクライナ!

まずは、ウクライナ。

これ、筆頭です、ダントツの。

ウクライナのおススメの理由は、何と言っても、物価。

ビールなんて、500mlのドラフトビールで、30UAHぐらい(1UAHが約4円程度)。

おいおい、マジかよと言う値段になっています。

それもそのハズです。

2014年までは1UAHが約12円程度あったのが、一気に通貨が下がってしまった訳ですから。

その理由は、クリミア半島。

ロシアが(諸説はあるかと思いますが)強引にクリミア半島をロシアへと編入したのに続き、東側で特に政情が悪化していて、その影響で通貨も大暴落。

元々、東側はロシア民族圏なのに対して、西側はヨーロッパ志向が強かったのが、ここに来て、クリミア半島のロシア併合と言う結果になった訳ですが、そう聞くと、今も紛争でごたごたしている印象になりますよね。

確かに、ゴタゴタしているのは事実で、この夏も平穏無事かと聞かれたら、必ずしも“大丈夫だ”とは言えない場所ではありますが、首都キエフ近辺だけで見れば、ホントに紛争当時国家なの?と思える様な空気でした(訪れたのは、2017年ですが)。

通貨が大暴落すると、基本的に現地の人の暮らしが悪くなります。

輸入品なんて手が出せなくなりますからね。

その結果、あらゆるモノの値段が上がるコトが多いのですが、ウクライナは、農業国家で自給自足が出来るのと天然資源に恵まれている言うのが、平穏さに大きな影響があるのかも知れませんね。

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カフェ好きには堪らない

ウクライナ正教会のムニュッとした教会建築などは、荘厳ですし、よく手入れもされている割に、まだまだ観光客も少なく、ゆったりと回りやすいのが特徴的なのですが、個人的にそれよりも“ウクライナ”と言えば、カフェなんです!

日本よりもオシャレカフェの割合が高いんじゃない?と思えるぐらいにハイレベルなカフェばかり。

Wi-Fiも強めのお店が多いし、コンセント付きのカフェも多いのは、嬉しい所(参照:スイーツアラフォー旅人おススメのキエフのカフェ4選)。

しかも、これまた安い。

25UAHぐらいからあるので、日本の缶コーヒーと変わらないお値段。

さらに言えば、道端に出している様なコーヒーショップですら、美味なんです、コーヒーが。

そして、カフェと言えば、ウクライナのカフェは、スイーツも食事もレベルが高い。

海外のカフェスイーツって、どうしても“甘い一辺倒”と言う国も多かったりするのですが、ウクライナのカフェは、フツーに日本で出してもおかしくないレベルのスイーツ。

食事だって、なかなかボリュームがあったりして、毎日、モーニングからカフェ。

歩いて、カフェ。

昼下がりに、カフェスイーツ。

夕方食事前に、ちょっとカフェ…

なんて、カフェ三昧でした。

食事はラーメンだって食べられる!

食事についても、ランチタイムなんかは、スープ+メイン+ドリンク+デザートと言うコース料理が、50UAH~。

大体の所で、300円ぐらいで食べられてしまう満足感。

きちんとサラダを食べられるお店とかもあるんです。

さらに日本人の旅人も良く訪れている“プザタハタ”と言うビュッフェ(結構、多店舗展開しています)。(参照:キエフで安くて手軽なバイキング形式の食堂で、ボルシチでも。

こちらはコトバが分からなくても、指で食べたいモノを指すだけなので、自分が好きな料理を注文できる嬉しさで、結構食べても80UAH~100UAHぐらいに収まる嬉しさ。

さらに麺屋武蔵もキエフだけでも何店舗かあるので、飽きてもラーメンが食べられますし、他にも和食を売りにしたチェーン店が幾つかあったり。

海外で日本食と言うと、どうしてもかなりお値段が上がってしまいがちですが、ウクライナの場合、それでもそんなに高くない。

地元の人が、ちょっとした日に行けるぐらいの値段設定なのです。(参照:キエフには“麺屋武蔵”があるから、早速行ってみた。

地下鉄も安い

さらに言えば、キエフには地下鉄が3路線走っているのですが、運賃が均一運賃で4UAH。

端から端まで乗っても、4UAH。

もうこれだけ安いと、気兼ねなく、色々と出掛けられます。

バスは降りる場所が分かりにくいですし、タクシーはコトバが通じないと乗りにくいので、ややハードルが上がりがちですが、地下鉄が走っているので、観光客が行く様な場所は、案外、行けてしまいます、4UAHで。

ただキエフの地下鉄は、やたらと深い所を走ったりもしているのが、ちょっと面倒だったりしますけれどもね。でも駅がやたらとカッコよかったり、世界で一番長いエスカレーターとされるモノがあったり…する割に、超レトロ感満載で、乗っているだけでも楽しいです。参照:“世界一深い”キエフの地下鉄って、どんなモノ?

駅には駅番号が付いているのと、ココだけは英語表記があるのも、旅人にとっては、嬉しい限りです。



アジアの物価(最早、それ以上の安さ)なのに、ヨーロッパの品質(さすがに西ヨーロッパと比べると落ちちゃうかもしれませんけれど)。

それでいて、キリル文字特有の読めなささと、ちょっと異国感。

いつまで通貨が安値でいるのか。
それは分からないですし、そもそも現地に住んでいる人からしてみれば、通貨の大幅な下落は迷惑でしかないですからね。

だからこそ、今、行くべき国の筆頭です、ウクライナ!

*クリミア半島はもちろんですが、東部の情勢はなかなか日本にいると伝わって来ませんが、必ず最新情報をご自身で確認の上、訪れて下さい。あくまでもキエフなどは平穏だと感じましたが、国の中で紛争が起こっているのは、進行形の出来事なので。

って、ホントならば3ヶ国、一気に紹介予定だったのですが、長くなったので、明日、他の国を取り上げるコトにします。
そして、おススメの要因が、食うばかり…(笑)。

因みに、ウクライナへのアクセスはこんな感じ。

スカイスキャナーで航空券比較検索してみると、東京~キエフ・8月1日出発→8月31日帰国で検索をすると、往復一緒の航空会社だと、カタール航空の173,900円が最安。

案外、掛かりますよね。

それならば、バンコクまでエアアジアXやスクートで行って、バンコクからエアアスタナ(アスタナ経由で6万円台)やトルコ航空(イスタンブール7万円台)で行く方が安上がりです。

「キエフは楽しいし、美味しい」的な話題はコチラもチェック!






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