香港で1度は乗りたい「スター・フェリー」

Sponsored Link

やっぱり最後はスター・フェリー

香港に来ると、1度は乗りたくなるモノ。

それが「スター・フェリー」。

2年ぐらい前に香港に立ち寄った時も、最終日の〆は「スター・フェリー」だったし、それまでの香港も、歩いて尖沙咀のフェリー乗り場まで行ける安宿の集まる重慶大厦(チョンキンマンション)に宿を取るのが基本だったので、良く乗っていたりした。

寧ろ、香港の街中に出て来た時に、乗らなかったコトがナイ乗り物だと思う。

手軽に移動が出来る。
値段が安い。
便数がやたらと多い。
レトロ。
気軽に暇つぶし。

色々と「スター・フェリー」に乗る理由はあると思う。

でも、前回も思ったけれども、アラフォー旅人はやっぱり『深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)』世代なんだと思う。

『深夜特急』で描かれているスター・フェリーの風景が、何ともステキで、“香港と言えば、スター・フェリー”と言う思いがどうしても出てしまう(詳しくは、2年前の記事参照)。

中環と尖沙咀を結ぶスター・フェリー

中環(香港)駅から歩いてスター・フェリーの香港島乗り場へ。

隣接ではないけれども、歩いて行ける場所にあるのは、やっぱり便利で、程なくスター・フェリー乗り場に。

1888年に設立されたスター・フェリー。

さすがに埠頭は、改装されていたりするけれども、古さは隠せなかったり。

オクトパスで、“ピッ”。

それだけ。
便利すぎます。

上層と下層・平日と休日で運賃が異なっていて、尖沙咀~中環だと、上層なら2ドル50セント(休日は3ドル40セント)、下層なら2ドル(休日は2ドル80セント)。

物価の高い香港だけれども、公共交通機関は案外、安いのが助かるのだけれど、特に「スター・フェリー」と「トラム」は安い(そう言えば、何度となく乗っているのですが、下層階にしか乗ったコトがなかったりします…)。

尖沙咀~中環の他に尖沙咀~湾仔線も運航しているが、どちらも朝から夜まで5~20分間隔で船がやって来ると言うのも、気軽で嬉しい所で、埠頭に入ったら、ちょうど船が到着した所だった。

今の船は、最古が1958年製。最新でも1965年製。
どちらにせよ、年季の入った船なのは、間違いがない。

乗船すると、ほとんど折り返しに時間を掛けるコトなく、出港。

静かに中環の高層ビル群を後にする。

あっと言う間の船旅

と言っても、目指す尖沙咀までは、ホントにスグの距離。

今や海底トンネルも2本あって、そこをバスがひっきりなしに走っているし、地下鉄だってヴィクトリー・ハーバーを跨いで走っている。

そりゃ、一般の交通手段の主役としては、成り立っていない。
だけれども、未だに観光客の足としても、香港の人の足としても、成り立っている「スター・フェリー」。

下層階は、オープンデッキ構造。
椅子も硬いし、船のスタッフの愛想だって、極めて良くない。

だけれども、何かイイ。

ぼんやりと船から中環と尖沙咀の真新しい高層ビル群を見る。

少しずつ中環の高層ビルが遠ざかり、尖沙咀の高層ビルが近付いてくる。

正直言って、ホントに近い。
写真なんて撮ろうモノなら、あっと言う間の距離でしかナイ。

それでも、沢木耕太郎氏が『深夜特急』でフェリーから見た風景。

ビルが限りなく高くなり、数も多くなった今、沢木氏が見た香港と、今、目に映る香港の風景とは、きっと違う。

変わって行くモノ。
変わらないでいるモノ。

その狭間を、このフェリーは、走っている。

きっとボクが香港に来たら、1度は乗ってしまうと言うのは、その狭間に漂うノスタルジーみたいなモノが好きなのかも知れない。

それは、ボクが歳を重ねた証なのかも知れないけれど。

「香港×旅」みたいな話はコチラもチェック!






コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

昔から旅好き。 しかも、まったりとした旅が好き。 日本だろうが、欧州だろうが、アジアだろうが、アフリカだろうが、南米だろうが、世界でまったり。