日本とボリビアを繋ぐ音 “Wayra JaponAndes”の公演に行ってきた

Wayra JaponAndes来日!!

クリスマスが明けた平日の夜。

つまりは単なる平日。

まだ年末のお休みにもならないと言う、いわゆる「慌ただしい師走の真っ只中」と言う時期になる訳ですが、そんな日程で、何故か、南米はボリビアのフォルクローレを演奏する「Wayra JaponAndes」の来日東京公演が行われたので、行ってみました。

ってか、仮にボクが主催者だったら、絶対に選ばない日程。

そもそも日本においては、クリスマスイブがメインで、クリスマスですらコンサートやイベント業界は集客が落ちるのに、それすら過ぎた単なる平日の夜なんだから。

どうしてそんな日に…と思いたくもなる。

しかも、場所は東京の府中。
これまた都心でもないと言う立地条件(笑)。
別にビジネス街でも何でもない郊外の街だし。

何だか、全てが全て、ビミョー極まりないと言う条件な訳ですが、一口にこの「Wayra JaponAndes」と言うフォルクローレバンドを表すと、

「ボリビア在住の日本人が、日本の曲をフォルクローレにアレンジした曲を演奏しているグループ」 

と言う感じになるのだと思う。

それだけ聞くと、ちょっと“イロモノ”的な感じに聞こえてくるぐらいですね。

が、それぞれの実力は、かなりスゴいと言うバンド。

ボリビアフォルクローレ界でトップクラスの人気を誇る「カルカス」のメンバーでもあるチャランギスタ宍戸 誠氏。“ランバダ”の原曲である『Llorando Se Fue (Lambada)』を歌っているグループだったりします(メンバーいわく、ボリビアのサザンオールスターズの中に、ひょいとカナダ人が紛れ込んだ感じ…だそうです)。

チャランゴ奏者。
チャランギスタ。

何か、カッコいい響きです。

そして、日本にも度々来日公演を行っている「アナタボリビア」のメインボーカルの秋元 広行氏(今年はアナタボリビアでも来日しているので、2度目の来日ツアーと言うコトになりますね、そう言えば)。

この2人だけでもスゴいのに(多分、ボリビアで知られている日本人の1位と2位だと思う)、「Chupay Ch’akis」の桑原 健一氏とラパスの音楽学校で指導を行っている渡辺 康平氏。
実は、錚々たるメンバー。

ちょうど去年の年末に初アルバムの「Gracias Bolivia」がリリースされていて、実はラパスでも看板を見かけたりしていたのですが、コンサートには行けずじまいだったのですが、まさかこのタイミングで来日ツアーが行われるとは…

さすがに年末のタイミングと言う所もあってか、満席と言う感じではなかったけれども、逆に、程よい混み具合。

しっとりとした曲から、各自のソロ曲、アニソン、盛り上がる曲…と、幅広いラインナップ。

 

ラストの方は総立ちだし、踊ってるぐらいの盛り上がり方。
ってか、ってか、メンバーは高地からやって来ていてまだ低地順応していないから、全然、身体が楽とおっしゃられていましたが、コチラは“ぜぇぜぇ”言ってました。

日本とボリビアを繋ぐ音

基本的に、日本の楽曲。

「ドラゴンボール」の『摩訶不思議アドベンチャー』から『草原のマルコ』、『長い間』『ら、ら、ら』と幅広すぎるぐらいに広い楽曲。
こんなアイドルの曲もあるぐらいです。

でも、それがフォルクローレ調にアレンジされていて、ココロは一気にボリビアへと飛んで行ってしまいました。

ちょうど去年の年末にはパラグアイにいて、2月にはボリビアにいて、南米から始まった2017年。
日本に帰ってきて、またこうして年末にボリビアの歌を聴きながら迎えられると言うコト自体が、幸せ。

日本とボリビア。

地球の反対側にある国。
でも、こうして繋がっている糸があると言うのが、凄く素敵。

ただ旅をするのも悪くはない。

でも、いつか、こうして何処かと日本を繋げられる動き方をしたいなぁ…と、ふと思った夜でした。

 

ってか…

 

ボリビア、行きてぇっ!!


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因みに、この来日ツアー、残すは年始の名古屋公演のみです~♪
こんな機会、多分、滅多にないかと思うので、興味がある方はぜひ~。
多分、聴いたコトがなくても日本の楽曲なんで楽しめるかと思いますので。

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