機材繰りとかって、何!? 欠航相次ぐ春秋航空日本。

バリ島で火山が噴火していて、デンパサールの空港が閉鎖されているニュースがあったけれども(と思ったら夕方から再開したみたいデスが…)、昔の会社の大先輩が足止めを食らっているらしい…

長引きそうな気がするから、どうにかして帰ってこれればいいのですが、こう言う時、対処するチカラをしっかりと持っていないとなぁ…とも。

まぁ、その話はいつか別途に書きます。

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春秋航空日本の欠航・運休内容が凄まじい…

さて、日本に目を移してみると、中国のLCCである春秋航空の日本版である春秋航空日本の運休が立て続いて、止まらない状況に。

11月26日 IJ203・204便 成田~新千歳…降雪予報の為、欠航
11月27日 IJ203・204便 成田~新千歳…降雪予報の為、欠航
11月28日~12月6日 IJ203・204便 成田~新千歳…降雪時の手順見直しの為、運休
12月4日~12月6日 IJ701・702便 成田~佐賀…機材繰りの為、欠航
12月7日 IJ623・624便 成田~広島…機材繰りの為、欠航

佐賀・広島線は欠航便の搭乗日より7日以内の空席のある春秋航空日本運航便に無料で変更か、搭乗日より30日以内に申請した場合のみ、全額払い戻し(振替もしくは払い戻しについては、1回のみ、選択が可能)と言う対応で、新千歳便は、30日以内の空席のある春秋航空日本運航便に無料で変更か、搭乗日より45日以内に申請した場合のみ、全額払い戻しになっています。

 

って…

飛ばなさすぎやろ、おいっ!

そもそも降雪予報で欠航って?
手順見直しって?
機材繰りって…?

もう突っ込みどころが全てにおいて満載。

欠航理由も良く分からない、春秋航空日本

StockSnap / Pixabay

確かに、降雪による運休だとか遅れ(機材到着遅れによるモノも含む)は、良くある話。
これからのシーズン、特に北海道は。

でも、まだ11月である。
幾ら北海道と言っても、札幌で、そんなに深い雪になる可能性は、極めて薄い。

しかも、今回のケースに限って言えば、降雪“予報”による欠航。
“降雪予報”で飛行機が飛ばなかったら、冬なんて、毎日、飛ばないって言うの

いや、この場合、予報の時点で欠航を決めると言うのが、色々と他の手を早めに打てるので、助かると捉えるべきなのか?

いやいや。

ナイでしょ。

しかも、かなりの大雪になります~と言うのであれば、話は別だけれども。

まだ11月だっての。

大手キャリアならば、他の道内の空港への着陸の可能性前提で飛ばすコトも出来るけれど、それが出来ないと言うのは、確かに痛い所ではあるけれども(受け入れ体制のある空港が、春秋航空日本の場合は、道内には他に就航都市がないので)、もし自分がこの日に搭乗予定ならば、意味不明過ぎて、もう2度と乗らないと言っちゃいそう。

結局、この日、天候を理由にして欠航したのは、春秋航空日本だけ。
JALやANAはもちろんのコト、スカイマーク・エアドゥ・ジェットスタージャパン・バニラエア、全てちゃんと運航されていました。

sasint / Pixabay

そして、降雪時における手順見直しの為の欠航も、あまり良く分からない。
そう言うのって、就航当初にしっかり詰めて置く様な話であって、今更…?と言いたくもなる。

そもそも国際線ではもっと雪が降るハルビンとかも飛ばしている訳だし、グランドハンドリングは委託している訳で、解せなさすぎる。

さらに機材繰り。
いや、そもそも機材繰りって何やねんって言う気がする。
本来ならば、何かしらで到着便が遅れて折り返せないだとか、整備不良の為に機材が飛ばせないだとかで使われる単語だけれども、基本的に、春秋航空日本の機材って、国際線を合わせても、4機あれば、現状、問題がなく飛ばせる余裕のあるダイヤを組んでいる。

その上、12月6日までは新千歳線が運休している訳だから、機材が余っているのは、間違いがナイ。

少なくとも、機材に何かしらのトラブルがナイ限り、“機材繰り”じゃないハズ(あくまでも状況を考えた上での推測だけれど)で、仮に1機にトラブルが生じていても、欠航が出ている時点で、3機でも賄える状況にあるハズ。

パイロット不足が世界的に顕著なんだけれども、もしそうならば、そのように発表すればいいだけの話で、どうしたんだろう…と思う訳だし、少なくとも、日本にベースを置いて定期路線を運航している以上、正確に情報を発信して貰いたいモノです。

それでなくても赤字続きで、“資金繰り、厳しいのかなぁ…”とか下衆な勘ぐりしたくなるのに…

まぁ、これを機に、もう少し運航体制が改善されればいいんだけれど…

【追記】パイロットの乗務停止が原因…?

春秋航空日本が、10月までの半年の間に、安全上トラブルなどを理由に、パイロットを10名ばかり、乗務停止にしていたコトがNHKニュースで取り上げられていました。

10名と言えば、春秋航空日本のパイロットの20%を占める割合。
元々、LCCはお抱えのパイロット数を少なくしているハズなので、20%がいないと言うのは、かなり異常事態な気がします。
もしかしたら、これが欠航の一因にもなっている可能性もありますね(なら、そう発表すればよかったのに…とは思いますが)。

でも、NHKニュースの報道では、

『現在も8人が再訓練を受けているということですが、今のところ運航への影響は無いということです』

との報道になっていたので、パイロット不足がホントに原因ではないのかも知れませんが、個人的には、“いや、支障来してるやろっ”と言う感じにしか思えないんですけれどもね。

2017/11/30 Update


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