ジェットスター、Club Jetstarを刷新

有料会員組織のClub Jetstarが刷新

ジェットスター・ジャパンが2017年8月8日、有料会員制度である“Club Jetstar”を約3年ぶりに刷新しました。

そもそも、“Club Jetstar”って何よ?と言われる方もいるのかも知れませんが、2014年5月27日から導入されたジェットスター・ジャパンの有料会員制度。
今までは、会員限定セールなどを実施して来たのですが、今回、創設以来の改変で、結構、変化が出て来ているので、変更点を中心に見てみたいと。

まず、入会金と年会費。

今までは、入会金が3,290円で、年会費が3,390円でしたが、今回の改変で入会金が3,900円(610円の値上げ)、年会費が3939円(549円の値上げ)と、どちらも15%を超える値上げと言うコトになりました(初年度の年会費は引き続き無料)。

これまでのメインの特典は、会員セールに参加が出来ると言う点でしたが、これを廃止し、セール以外でも、一般向けよりも安い価格での運賃を設定し、Webサイトの予約画面で会員向け価格を表示させると言うシステムに変更されるコトに。

受託手荷物と座席指定の割引が今まではなかったのですが、今回からは20%の割引特典が新設されました(但し、予約時と同時に購入する必要あり)。

パートナー特典があるのは、変わらずで、agodaで5%割引、Global Wi-Fiで10%割引などが受けられますが、特に新設されたパートナー特典はない感じですかね。

そして、搭乗者の追加は今までは9人まで可能だったのが、5人に。

これを見ると、やや改悪になるのかな…と言う感じがしなくもないですけれど、セール期間以外でも常時、運賃の割引が受けられると言うのを、どう捉えるか…と言う点に尽きるのかも。

出典:ジェットスター・ジャパン、有料会員プログラム「Club Jetstar」を約 3 年ぶりに刷新より

Club Jetstarに入るべき人って…?

EricInAdelaide / Pixabay

そもそも、この“Club Jetstar”ですが、日本国内のLCCとしては初の有料会員制度な訳ですが、使い勝手が良かったかと言われると、そうでもなく、確かに最初の頃は、500円セールなどを開催していたのですが、いつの間にかそんな激安のセールは見受けられなくなっており、3000円程度のセールになっていました。

ジェットスター・ジャパンはそこまでセールが少ないLCCでもナイので、この会員限定セールの値段だと、非常にビミョーな所だった訳ですが、セールの開催時期が大体、平日の日中だったりしましたし、勿論、会員限定セールでも、割引除外日はしっかりと設定されていたので、平日に休みが取りやすい人ぐらいしか利用価値がなかった様にも思えてならない訳です。

今回の会員価格の常時設定で、多少、使い易くなったのかな…とは思いますが、大体、500円程度の割引になる感じなので、一般のセールで購入出来る人ならば、わざわざ有料の会員制度に入る意味がどれだけあるのだろう…とは。

そこを補ってくれるのが、受託手荷物と座席指定の割引なのでしょうが…

個人的には、会員は常時、どんな運賃でもJALマイルの積算が可能…とかの方が嬉しいのかなぁ…なんて思ったりしてしまいました。

結論としては、Club Jetstarに入るべきなのは、

  • 年に4回以上(8往復)の搭乗がある
  • 平日に搭乗が出来る

と言うのが、最低限度の基準になるのかな…と言う感じですかね。

関連リンク

ジェットスタージャパン、有料会員プログラム「Club Jetstar」を約3年ぶりに刷新(pdf)

 

 


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