聞き上手な旅人になりたい。

旅友と再会。

旅から帰って来て、ちょこちょこと働き始めたのですが、がっつり働き始める訳でもなく、何となく時間があったので、“ちょうどいい”とばかりに旅で出会った旅人の中で、既に帰国済みの方に連絡を取ってみたら、飲み会に発展。

旅で出会った人。

なかなか日本でも会う機会がないんですけれども、やっぱり旅から帰って来た直後と言うのは、比較的、みんな、宙に浮いている感じがあって、また旅先で出会うのとは違った感じなのに、日本に染まり切っていなくて、そのアンニュイ感じが、何とも面白かったりします。

まず最初に会えたのが、この方。

タイのバンコク・カオサンにある日本人宿のLongluckで2016年9月に会ったのですが…

本人、旅立つ前までは、バリバリ働いていたキャリアウーマン。

なのに、何処をどう間違えたのか、Longluckに来て、激沈没したと言うお方。

そもそも東南アジアを軽く回る感じ(タイからラオスやカンボジアとか)の予定だったハズなのに、結局、Longluckで没し、その後、チェンマイのスローハウスでも沈没し、タイだけで帰国した感じ。

その後、再度、インドからタイに向かって旅をしたものの、やっぱりカンボジアには到達せず…で、もうダメダメじゃん…みたいな。

でも、ホントに旅立つ前まではバリバリのキャリアウーマン。

なので、話をしていても、頭の回転が早いんで、面白い。
しかも、突拍子もない持ちネタがある訳じゃないのですが、それでいて、話の引き出しが多い所は、やっぱりキャリアウーマンの片鱗を感じる訳ですが、突拍子もないコトをする(話す)旅人だったり、勢いに任せる旅人よりも、話の引き出しが多い聞き上手・話し上手な旅人に憧れてしまう自分がいるのは、歳を重ねて来たからなのでしょうかね。

と言うか、旅人ってどちらかと言うと、“前に!前に!”と出てくる人の方が圧倒的多数なのですが、聞き上手な旅人って、そう多くはないよなぁ…なんて思ったりも。

“前に!前に!”出てくる割に、Longluckに集うメンツは、酔いどれてしまっているのか、あまり宿から外に出る人が少ないのは、不思議な所ではありますけれど(いや、それはバンコクの日本人宿は昔から同じ風習があるかも知れないけれども)。

まぁ、聞き上手に見えたのも、ちょうど出会ったのが9月のシルバーウィークと言うコトもあって、まだ大学生の旅人も多く宿にいたと言うのもあるのかも知れませんけれどもね。
でも、その辺り1つ取ってみても、やっぱり社会に1度は出ている人と、全く出たコトのナイ人とでは違いが出るモンなんだなぁ…なんて思う

旅に出るベストなタイミング

人生で1度だけ、世界を旅する時間があるとしたら、学生時代の方が良いのか、それとも、1度は社会に揉まれてからの方が良いのか。

どちらも一長一短な部分はあるんだと思う。

やっぱり若い頃の旅と言うのは、若い頃だからこそ出来る部分ってのも、確実にある様に思えるし、でも、若い頃は見過ごしていたり気が付かなかったコトとかも、絶対にあるとも思うし。

“旅に出よう”と思ったその時が、ベストなタイミングなのは、間違いがないんだろうけれど、1度、社会に揉まれると、そこからまた旅に出ようと思うのは、結構、エネルギーが必要なのも間違いがナイ。
仕事にケリをつけるのも面倒なコトだし、旅から帰って来てからのコトを考えるのも、歳を重ねれば重ねる程、面倒なコトだから。

ずっと旅を切れ目なくして来た身からすると、その社会から1度外れようと思う踏ん切りのタイミングって、どんな時なんだろうなぁ…

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