ラパスにいる様に思えない!?
おばプロを見て、会場で一緒になった日本人旅人と、エルアルトからの夜景をちらりと見ている内に、ミラドールにも行きたくなったので、下山。
因みに、エルアルトには観光客が気軽に訪れるコトが出来る様な展望台が、ほとんどナイのは残念な所。おばプロの会場を出た所とか、そこから右手に2ブロック位の所とか、視界が開けた場所がない訳じゃないんだけれども、折角ならば、もっと整備すればいいのに…と、つい思ってしまうけれども、ボリビアにそれを期待するのが間違いなのか…
行きはコレクティーボ(乗合ヴァン)で来た訳ですが、帰りは、近年出来たミ・テレフェリコ(ロープウェイ)に乗って下山するコトに。
このミ・テレフェリコですが、現在、赤・黄・緑の3路線あって、谷状のラパスの交通手段として、出来たばかりなのに、そこそこ定着しているらしく、既に、延伸や他の新規路線の建設が行われていたり、計画されているんだとか。
さて、エルアルトのおばプロ会場のすぐ近く(歩いて5-10分ぐらい)の所から出ているのが、赤ライン。
これがエルアルト~セメンタリオ近辺~バスターミナル近辺を結んでいる路線で、多分、観光客にしてみても、一番使いやすい路線。
日曜日と言うコトで、エルアルトで古着市がやっていたと言うコトもありますが、実際、駅に向かうと、切符を買う人の列と、乗る人の列が出来ているぐらい。
真新しい駅舎。
何だか、それだけを見ているとラパスとかボリビアとか言う感じを一切、感じなくて、寧ろ、駅だけ見ると“ヨーロッパに来ました!”感すらある。まぁ、当たり前ですが、海外からの援助などが入っているのが大きいんだと。
ってか、ボリビア感、皆無。
もう、ボリビアもやれば出来るやん!!と言う気になります。
運賃3ボリ。
10人乗りなんですが、ボクらは日本人で6人いたので、それだけで貸し切り状態。
夜景が一望出来るアトラクション!?
滑らかに走り出したロープウェイ。
そこから先は、ラパスの夜景が一面に広がる感じ。
写真だと、上手く撮れていないけれども、ホントに光の中心に向かって吸い込まれて行くかの様な、そんな感覚になる。
少しずつ、少しずつ、その夜景の中心に近付いて行く。
少しずつ、高度を下げていく。
それが何ともラパスらしい感じ。
ってか、今までこうした交通手段が無かったのがおかしいと思えるぐらい。
こんなに坂道だらけの街なのに。
たかだかロープウェイ。
珍しくも何ともない。
別に都市内交通としてロープウェイが導入されている街は、他にもある。
でも、ダイナミックなラパスの街並みを見ながら移動が出来る訳で、それはラパスならでは。
たった3ボリ。
でも、それ以上に満足感がある様に思える。
本来は、移動手段。
でも、観光スポットとしても大満足なロープウェイだと思う。
欲を言えば、中心部の駅を、もっと中心部に寄せて欲しいって気はするけれども。
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