船に乗ってハバナの港を渡る

船でゲバラ邸宅へ向かってみる

チェ・ゲバラがキューバ革命成就後に住んでいた邸宅が、保存されていると言うので、昼下がりにぶらぶらと行ってみる。

ゲバラの邸宅。
ハバナの旧市街にあると言いたい所なのだが、何故だか、旧市街から見るとハバナの港を渡った所にある。

港をグルッと回るバスはナイのかも知れないけれど、トンネルを潜るバスはあるので、そちらを使っても良かったけれど、港を渡る船もあるので、今回は船を使って行ってみる。

船。

それだけで、ちょっとテンション上がるから不思議。

が…
そもそもこの船、地元の人ぐらいしか使わない。
なので、乗り場の案内表示とかもほぼなく、乗り場が今一つ分からなくてグルグル…
ようやく乗り場が分かったけれど、特に乗り場にも案内はなく、何とも不親切な船だったりする。

この船乗り場からは2つの路線が発着しているのだけれど、基本的に左側の列が、目指すCASA BLANCA行きの乗り場。壁に行き先が書かれているから、まぁ、分かるんだとは思うけれど。

基本的に昼下がりはピストン輸送みたいで、ちょうど対岸からの船がタイミング良く到着して、待たずに乗れたけれども、行ったばかりとかだと30分ぐらいは待つのかも。

中に入ってみて、ちょっとびっくり。

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椅子がない。

ホントに申し訳ない程度にしか椅子がなく、基本的に立ち乗り。

そして走り出した船も、何処かのんびりでゆっくり。
だけれど、ほんのりと風が入って来て、気持ちが良い。

ハバナ湾は波が高いけれども、港の中は穏やかすぎるぐらいに穏やか。
そこをのんびりと船が走る訳だけれど、こんな中心部にこう言う船が走っているとなると、つい思い出すのは、香港のスターフェリー
香港みたいに椅子がある訳じゃないけれど、地元の人メインってのは同じだし、古い船と言うのも、同じ感じ。

ただ違うのは、対岸まであっと言う間と言う所。

10分は掛かっていない。
いや、5分ぐらいだったかも。

それぐらいに近い距離の船。

穏やかなCASA BLANCA地区

対岸のCASA BLANCAからゲバラの邸宅までは、軽い丘を登る形になるのだけれど、このCASA BLANCAエリアが心地良かった。

基本的にハバナの旧市街と言うのは、ちょっとゴミゴミしている感じがある。
緑もあるんだけれど、ちょっと息が抜けるような場所がナイ。

でも、このCASA BLANCAは、子供がボールで遊んでいて、お年寄りが日向ぼっこをしていて、何処となくローカル感がある。

旧市街から船を渡っただけで、この環境。
特にゆっくり出来るお店とかはないんだけれども、流れている空気が全然違うように思えて、つい子供とじゃれ合いたくなってしまう。

ハバナから他の街に出れば、もっとこう言う場所に出会えるのかも知れない。
でも、仕事の合間を縫っての休みなので、さすがに他の街に出るだけの日程がなかったので、こうしたちょっとほっこり出来る場所にハバナで出会えたのは、嬉しい限り。

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