さて、オープンバスで向かった先は、キューバで一番、行ってみたかった場所。
それが革命広場。
キューバと言えば、ココと言う感じでイメージしていた場所。
今か今かとココロをウキウキさせながらバスに乗り込んだけれど、こんなにウキウキしたのも、久しぶりかも。
そして目に入って来たオトコマエ。
思ったよりも…
デカい。
そして、周囲は…
何もない。
あるのは、でっかいオトコマエ。
そして、駐車場兼務のこれまたでっかい広場。
内務省の壁に描かれたチェ・ゲバラ。
写真や肖像画じゃなくて、ラインだけで描かれているんだけれども、やっぱり何度見ても、オトコマエやなぁ…と。
“Hasta la victoria siempre”
ゲバラの右下に刻まれている文字。
“常に勝利に向かって”
ゲリラとして成功したのは、ここキューバだけだった。
ゲリラとしては成功したけれども、それまでの富裕層から見れば、真逆な意味合いを持つ功績。
でも、キューバの生活を捨てて革命家であり続けたゲバラには、このコトバが似合う。
そして、ゲバラからちょっと離れた右側の情報通信省のビルには、カミーロ・シエンフエゴス(写真の右側のビル)。
“Vas bien,Fidel”
カミーロの右下に刻まれている文字。
“いいだろ、フィデル”
庶民階級出身だったカミーロの口癖だったとのコト。
無政府主義者だったみたいだけれども、この一言にギュッと愛されている感が凝縮されている気がしますね。
それにしても、何だろうね、このゲバラの人気と言うのは。
社会主義者や社会主義国家に人気があるのは、分かる。
偉大な革命家な訳だから。
でも、我々、日本人でも、ゲバラの名前ぐらいは知っている人が多い。
シャツにデザインされたり、タバコの銘柄になるぐらい、人気がある。
いや、人気があるのは、男性からだけなのかな?
どうなんだろう。
映画のモーターサイクルダイヤリーで描かれたピュアな部分。
多分、そこが人気を集めているのかも知れないけれど。
それとも、ゲリラにしてはカッコ良く見えるからなのか。
いや、実際、ハンサムなんだけれど。
でも、不思議です。
不思議すぎる程に、不思議。
きっと、コトバじゃないんだろうな、きっと。
でも、それでいいんだと思う。
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