ハバナに2階建てバス!?
キューバは社会主義国で、島国。
資源も限られているし、貿易も制限が為されていたから、貧しいと言うよりも、モノがナイと言うイメージでいる人も多いと思う。
そんなキューバの首都・ハバナ。
市内の移動手段は、もっぱら、バスである。
路線バスだけれども、やっぱり路線バスと言うのは、何処にどのバスが行くのかが良く分からない。
こう言う時、ネットで検索を掛けれれば良いのだけれども、キューバのネット事情は、安宿を旅している限り、かなり厳しいのが現状で、何処にどのバスが行くのか、現地でネットから調べるのが難しく…
そんなキューバの首都・ハバナに、“ハバナ バスツアー”と言う名前で2階建てのオープンバスが走っていたりする。
キューバにオープンバス。
全然、そんなイメージじゃないんだけれども、3路線あって、観光客をメインにハバナの観光地を結んで走っており、何となく乗ってみたくなったので、乗ってみました。
ちょっとお値段は高いんだけれども、こんな時じゃないと、オープンバスって乗れないのと、路線バスを調べるのが面倒だったからって言うのが、その理由。
ちょっと“観光客”になってみたかったのです。
そして、いざ乗ってみると、フツーのオープンバス。
経済制裁を受けているから、何処の国のバスだろう…なんて思いましたが、中国製でした。
ま、そりゃ、良く考えなくても、当たり前…と言う感じもするけれど。
でも、荒れている海の波飛沫を浴びるし、大通りから外れると、木にぶつかりそうになるわ…と、何気に、キューバらしい豪快さもあるのだけれど、一番の利点は、やっぱり2階から見るその眺め。
キャッホーッ!!と声を出したくなる。
普段、歩いている場所も、高さが違うので、全然違う場所に見えて来るから不思議である。
そして、キューバで車と言えば、古いアメ車なのだけれども、その走っている様も、上から眺めながら、一緒に走ると言うのは、路線バスでは味わえない面白さだと思う(下の写真はフツーに街中で撮影したモノです)。
ただ…
路線網的3路線あるのだけれども(内1路線はビーチの方を走る路線なので、旧市街にいるとあまり使い勝手がないかも)、それぞれの1日券はその路線でしか利用出来ないと言うのが、何よりももったいない感じがある。CUC払いだから、やっぱり料金も高い訳だし。
全路線で利用出来れば、そこまでは値段の高さを感じなくなるんだけれども(もちろん、それでも現地の路線バスから考えると驚く程の高さにはなるけれど)。
まぁ、その辺りの非効率さは、やっぱり社会主義国家ならではなのかも知れないと思うと、それはそれで楽しめるんだけれど。
さ、オープンバスで向かった先と言うと、ハバナで一番、行きたかった場所です!!
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