ぶっちゃけます。
ここまでずっとドゥシャンベで予約投稿しています(笑)。
なので、現在地はドゥシャンベなのですが、きっとこのブログがUpされる頃には、バンコクにいるハズ。
いや、そうなっていないと…
ホント、そうなっているコトを願いながら、書いています(笑)。
でも、何処で何があるか分からないのが中央アジア。
何処で何があるか分からないのが、旅。
パミール高原の旅を終えて、たどり着いたホローグの街を、早速歩いてみる。
ってか、信号ある。
団地がある。
車がいっぱい走ってる(7割ぐらいがマルシュルートカ(乗合)の様な気がしますが…)。
当たり前の様に人がいる。
ってか、牛とかが見えなくなる。
市場も大きいし、賑わってる。
何だかさっきまでいたパミール高原の世界観と正反対の世界。
まぁ、ドゥシャンベから来ていたら、正反対のコトを思ったのかも知れないけれど(そうは言っても大した都会ではなく、端から端まで歩けるぐらいの大きさですから)。
標高はグッと下がって2,000メートルぐらい。
そう、下がったと言っても、2,000メートルはある訳ですが、階段や坂を登ったくらいでは息が切れなくなりました。
酸素、濃ゆい。
有り難いコトです。
ごらん、あれがアフガニスタンだよ
宿が街の中心部からは離れた場所にあるので、散策がてら歩いてみると、すぐにアフガニスタンの領事館発見。
分かってはいる。
そもそもアフガニスタンまですぐ目と鼻の先にいるコトぐらいは頭の中では分かっているし、アフガニスタンへと渡る橋もすぐ近くにある国境の町だと言うコトも。
でも、実際にアフガニスタンの国旗が掲げられていると、ドキッとしますね。
別に川を隔てている訳だし、そんなに危険がある訳でもナイと思うのですが、単に、ドキッと。
市場の先に行ってみると、もうそこからはアフガニスタンが見える(上の写真の中央に見える台地が、もうアフガニスタンになっています)。
どんな国なんだろう…
“行ってみなければ分からない”
それが旅の原点だと思う。
なので国境の町に行って、その先に行かなかったコトは基本的にはないのだけれど、やっぱり惹かれなかった、全然。
まだ旅が出来る国じゃないのは明らか(旅が出来る地域はあったとしても)。
アフガニスタンからタジキスタンに入って来た旅人とかにも出会った。
“グレートアドベンチャーだった”
と言う声を聞いた(またビミョーで色んな意味に取れるコトバではありますが)
でも、たかだかの川を挟んだこちら側と向こう側では、明らかな差がある。
人は生まれる場所は選べない
この違いは、何だろう。
人は生まれる場所や地域は選べないと言うのに、理不尽な程に立ち位置に違いがある。
アフガニスタンの山を見ながら、そんなコトを思っていた。
ボクごときにはどうしようも出来ないコトなのに。
それを言ったら、ボクが日本人として生を受けたコトとこのタジキスタンで生まれた子供とだって、理不尽な程に差があると言えるのに。
でも、思わずにはいられなかった。
それは、意識した差別じゃない。
でも、人は生まれながらにして差がある。
それが、世界の現実。
その狭間を今、ボクは謳歌しているに過ぎないのだ、と。
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