パミール高原(5日目):ホローグ目指して一直線

ホローグ目指して、一直線!?

いよいよパミール高原の旅も最終日。

名残惜しいけれども、ブルンクルの村を後にした我々は、一気に標高を下げるドライブに。
名残惜しすぎて、宿の人とツーショットを撮ったり、撮ったり、撮ったり…(笑)。って、お母さん、太陽の光がまぶしすぎたのか、眉間に皺が…
たった1泊だったけれども、それでも長くいた様な、いや、前にも来たコトがある様な、そんな錯覚に陥らせてくれる様な居心地のよさだった。

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今日の旅程は我々の終着地であるホローグに駆け抜けるだけなのですが、4,000メートルから2,000メートルまで下がるので、ホントに一気に下がると言う感じ。

もう最初からずっと下り一辺倒なのかな…と思っていたのですが、スタートからしばらくはそこまで下り坂と言う感じもなく、ちょっと拍子抜けでしたが、やっぱり気が付けば、一気に下り坂になっていました。

下りに入ってしばらくすると、ずっと頼りないぐらいの小川だった川も、しっかりと川になり、そして荒れた岩肌ばかりの山にも緑が見え始め、そして村が連続して出る様になる。

村の軒先には木々が植えられ、そして、車や人の姿も。
人がいて、川があると、そこに橋が掛けられるのは自然の理なのですが、当たり前の様につり橋。
いや、パミール高原はつり橋の連続なのかなぁ…と思っていたのですが、あまりにも人がいないからなのか、今までの日程の中では、あまりつり橋を見なくて、ようやく見た時には、思わず車を止めてました。

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まぁ、つり橋と言っても、壊れかけのつり橋って感じじゃなくて、案外、しっかりとしたシロモノでしたが、それでもちょっとテンションが上がってしまう自分がいます。
って、その割に腰が引けてますね(笑)。

でも、人や村や車を見ると、一気に、旅が終わりに向かって動いている気持ちがグワーッと来ます。

タジキスタンの温泉で一休み

途中、ドライバーが温泉に立ち寄ってくれて、一休み。

男性と女性で全く違う感じの温泉だったみたいで、男性の方は広々とした湯船があったのですが(子供が飛び込んだり泳ぐぐらい)、女性の方は湯船すらなかったみたいなので、時間で入れ替えになるのかも。

硫黄の匂いがして、湯の温度も適度な温泉でしたが、それにしてもタジキスタンの人は、温泉に入る時は素っ裸。

スパーッと脱いでザブンッと入る。

タオルすら持っていない状態。

子供だけかと思ったら、大人も含めてで、寧ろ、気持ちいいぐらい。日本の温泉や銭湯も湯船にタオルを付けるのはNG行為なんだから、そもそも手ぶらでは入れた方が楽だし合理的の様な気がするなぁ…と、つい湯船に浸かりながら思ってしまいましたが、久しぶりの湯船は、やっぱり長湯したくなります。

因みに、入り方としては女性の方もそんな感じだったみたいなので、どうやって入るんだろう…?と言う気兼ねは、全然不要でした。

ある意味、日本人向けですかね、タジキスタンの温泉は。

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あ、湯船の写真はないです。
だって、素っ裸のおっちゃんがいますから。
因みに、このパミール高原とワハーン回廊には他にも温泉が幾つかあるので、色々と試しに入るのも悪くはないかと。露天風呂の温泉もあるので。

そして、温泉に入った後は、ついうとうと。

それだけ道も良くなった(とは言ってもパミールハイウェイ自体、そんなに道は悪くないのですが)と言うコトでしょうかね。

そして、ウトウトとしたまま、車はホローグにある安宿・パミールロッジへと到着。

あ、終わった。

終わってしまったと言う方が正しいのか。
あっと言う間の5日間のパミール高原の旅だった。

改めて、出会えた人や風景に感謝。

そして、一緒に5日間を過ごしてくれた仲間に感謝。

ps.宿のまとめや雑記などはこの後の記事に書きますね~♪

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