ビールが飲みたくなるベルベル人の村とトドラ渓谷

現在地:日本。
日本も梅雨真っ盛りな時期に戻って来てしまいましたが、思いの外、暑い。
ってか、日本にいると、“梅雨”と言ってしまう自分がいますが、これって、“雨季”だと思えば良いのかな?
“雨季”と聞くと、雨でも諦めがつく様な自分がいるのですが…(笑)。


ベルベルの村に立ち寄る

翌日はティネリールの町を過ぎて、まずはベルベル人の村を見学。

ベルベル人って、英語にすると、そのまま“Berber”になるのですが、どうもこの表記を見ると、ビールを思い出してしまう自分がいる。“Beer bar”みたいな…
ビールに飢えているってコトなのか、それともバカなだけなのか。

どっちもと言う気はしますが。

ガイドさんから一通り、田畑であったり、織物だったりの説明があるのだけれども、簡単でも良いからガイドによる説明があると、またちょっと見えてくる風景が、変わって見えてくるから不思議。

織物の制作過程も見れましたが、絨毯の模様(デザイン)だったり、毛の話だったり(やっぱりラクダの子供から出来た製品の肌触りは、ホントに滑らか)。

ただ価格はそんなに安くはなく。

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まぁ、手織りだし仕方がないと言えば、仕方がない。

我々が普段一般的に見たり買ったりしている機械製品と一緒に扱うのがそもそも間違っているし、比べてはいけない。

でも、手織りで大きいモノだと半年掛けて織ると言われても、織っている時間は大体、1日2時間を半年とのコト。
それ以上織っていると、家事もあるし、疲れも来ると…

半年。

そう聞くと、さすがに手織りだしなぁ…と思ってしまうが、1日2時間と聞くと、どうよ?と考えてしまう自分がいます。

まだ尺度が日本の感覚なんでしょうかね。
その辺りの感覚を、ツアーの他の国の参加者にも聞いてみたい所だったけれど。

トドラ渓谷へ

その後、トドラ渓谷へ。

崖が迫り、そこを清流が流れるトドラ渓谷。

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本来ならば、ここで何泊かしようかなぁ…とすら思っていた場所。

でも、思ったよりも観光客がいる感じ。

現地の人もBBQしたりしているし、マラケシュからのツアーも立ち寄るし…で、思っていた“のんびりとした~”と言う雰囲気は味わえなかった。

やっぱりそう言うのは、せわしないツアーでは難しいし、それを期待しちゃダメなんだろう。

だけれども、冷たすぎる程に冷たい清流に足を付けると、やっぱりちょっと牧歌的な渓谷を味わってみたかったなぁ…と言う気分になるから、欲張りなモノです。

至便性を取ったのだから、ホント、仕方がナイんだけれども…ね。

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でものんびり出来ないけれど、のんびりしないと良さが分らなさそう…と思うと、余計に“のんびりしたかったなぁ…”と思ってしまう自分がいる。

まぁ、人間なんて、所詮、そんなモノなのかも知れないけれど。

でも、この清流に足をつけて、清流で冷やしたビールを飲みたい…なんて、不道徳的なコトをつい考えてしまう。

そんなトドラ渓谷を後に(?)、そして、車はいよいよメルズーガーへと…

 

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