久しぶりの新幹線。
とは言っても、去年、東海道新幹線には乗っていますが、ここ10年くらいのスパンで見ると、ホントに片手で数えられるんじゃない?と言うレベルな位の回数しか乗っていない新幹線。
しかも、初めての北陸新幹線となれば、結構、テンションあがります。
今やすっかり航空旅がメインになってしまった自分ですが、そもそも鉄分は未だに物凄く高いんですよね…ってコトに、今更ながらに気が付かされた自分が居たりします。
列車旅が飛行機に比べて目立つ利点
さて…
あまり乗らない新幹線だからこそ、たまに乗ると、鉄道旅のイイ所が、グンッと見えて来る感じがしますね。
ちょっと感じたコトを、ざっくりとですが、まとめてみました。
まぁ…
あまりに当たり前のコトも多いですけれど。
- チケットをいつ購入しても値段が一緒
早く買えば安くなるチケットも出て来ましたが、別に当日、購入しても、グンッと値段が跳ね上がる飛行機とは違って、事前購入の割引がそんなにナイので、いつチケットを購入しても、値段が基本的には一緒なのは、思い立ったが吉日の様に出掛けられる - 待ち時間がナイ
飛行機だと、空港に早めに行って準備をしなければならないですが、鉄道旅だと、ホントにその発車時刻に間に合えばイイと言うのは、やっぱり楽ですね。 - セキュリティチェックがない
日本の鉄道だと、セキュリティチェックもないと言うのは、楽。やっぱり空港でのセキュリティチェックって、何度パスしても、慣れない自分がいます。 - リクライニングするシート
エコノミークラスだと、大してリクライニングしないですけれど、新幹線だと、グリーン車やグランクラスじゃなくても、案外、しっかりと倒れる様な気がします。 - 足元が広々
これまたエコノミークラスとの比較になってしまいますが、やっぱり鉄道旅って、足元が広いんですよね。新幹線だと、尚更広さがある様に思います。自分は身体が小さいので、別に飛行機のエコノミーでも足が組めたりするのですが、新幹線だと、ホントに楽々、足が組めます。ってか、逆に言えば、もう1列くらいは詰めるコトも出来るんじゃないかなぁ…なんて思ったりする程ですが… - 窓側でもトイレに行きやすい
まずは、通路側に人がいても、すんなりと行き来が出来てしまう感じがありますし、飛行機のトイレって、結構、埋まっていたりするし、離発着の時は、使用出来なかったりしますが、鉄道旅の場合、飛行機よりもトイレが空いている気がしますし、別に駅に停車中も利用出来るので、気兼ねなく、いつでもトイレに行けるってのも、嬉しい所(そう言えば、昔の鉄道は、停車中のトイレの利用はNGでしたが、もうそんな時代を知っている人も、少なくなり始めているのかも知れませんね)。 - ケータイが終始利用出来る
ちょっと調べモノをしたり、到着先での待ち合わせの最終的な打ち合わせが出来たりするのは、やっぱりケータイが必需品になった今、有難い所です。個人的には、旅の時くらいは、ケータイから離れたい気持ちもありますけれども、逆に旅先ほどケータイが便利な時もなかったりするんですよね…
まぁ、wifiが利用出来る飛行機も出来ては来ましたが、料金も高いのでね。 - コンセントがある
最近の飛行機は、コンセントがあったりする機体も増えては来ましたけれどもね。 - 荷物を持ち込める
荷物を手荷物と預け入れに分ける必要もありませんし、荷物の紛失の可能性もほぼナイですし、そもそも荷物チェックがないのは嬉しいですし、水分とかにも気を配る必要がないのは、楽ですね。
当たり前すぎるコト。
当たり前すぎて、“今更、何言ってんだろう、コイツ…”くらいな勢いなモノを、わざわざ9つも取り上げている感じすらしてしまいますが。
でも、やっぱり飛行機の旅では味わえない“楽”さと“手軽さ”がありますよね…ってのに、改めて気づきました。
もっとその手軽さを売りにしても良い様な気がしますが、逆に、どうして北陸新幹線は、自由席がないんでしょうね。
もちろん、のぞみ以降、全車指定席の新幹線は増えましたけれど(のぞみも今は自由席がありますが)、手軽さを自ら剥奪してしまっている気がしてなりません。
この“手軽さ”ってのは、飛行機が逆立ちしても勝てない部分なのに…なんて、つい思ってしまいました。
やっぱり飛行機は勝てないのか…?
それにしても…
分かってはいますが、新幹線、早いです。
想像以上に、あっという間。
気が付けば、長野駅に到着していて、気が付けば、右手に日本海が見えて来て、左手に立山連峰と思われる山々が見えて来たなぁ…なんて思ったら、もう富山駅に吸い込まれていたのですから。
それこそ、富山までならば、ケータイをちょっといじっていたら、到着してしまう感じすらありました。
これだけ便利に、そして早くなったら、そりゃ、飛行機は苦戦するってモノです。
幾ら、乗っている時間だと、飛行機の方が短いと言っても、それ以外のプラスアルファを考えると、新幹線の方が、“短く感じる”訳ですから。
富山と小松路線の苦戦が、やっぱり伝えられていますが、飛行機が勝っている部分があるとしたら、マイレージの部分と値段、そしてインターネットからのチケット予約の部分と、上級クラスの部分でしょうね。
ネットからの購入に関しては、JRは、もうちょっとどうにかならないのかなぁ…とは思いますが、それ以外は、飛行機の方に軍配が上がるでしょうが、やっぱり羽田~富山位の距離だと、その移動時間と、その手軽さや快適さを考えた時、空路が新幹線に対抗するのは、やっぱり至難の業だろうなぁ…と。
そして、やっぱり新幹線は早く、そして、北陸が近くなったなぁ…と、ただただ実感した、初北陸新幹線の利用になりました。
[amazonjs asin=”453310505X” locale=”JP” title=”完全保存版 北陸新幹線鉄旅ガイド (JTBの交通ムック)”]
コメントを残す