久しぶりに長野県へ。
長野に来たのは、いつ以来だろう…なんて考えてみたけれども、かなり久しぶりなのは、間違いがないほどに久しぶり。
とは言っても、観光でも仕事でもなく、所用なんですけれどもね。
なので、ホントにとんぼ返りと言う感じではありましたが、それとなく旅っぽいコトをちらりとしてみたり…(笑)
駅近銭で旅の疲れを落とそう!
首都圏から長野へ…と真っ先に思い出せるのが、北陸新幹線な訳ですが、今回は、所用が何時に終わるのか、さっぱり見当が付かなかったので、夜行バスをチョイス。
夜行バス…
長野と首都圏を結ぶバスって、なかなか夜行が無いんですよね…
ってのに、チケットを取ろうとしてから気が付きました。
まぁ、そんなに距離が無いのが、その理由の1つなんだろうけれども。
それでも長野駅からの夜行バスを見つけて、予約が出来た。
さて…
夜行バスを利用するとなると、何処かで汗は流しておきたい所…と思って調べたら、長野駅から歩いていける所に、銭湯があった。
銭湯。
いい響きです。
昔は、仕事帰りにフラッと立ち寄ったりしていましたが、ここ最近、お久しぶりにしているので、旅先で利用するのも悪くない。
本当ならば、温泉に~と言いたい所ではありますが、時間的にタイトだったので、仕方がない所ではあります。
アルプス温泉…
いかにも長野らしい銭湯の名前です。
そして、この“男湯”の字体が、何とも、歴史を感じさせてくれます。
昔は、このちょっと丸みを帯びた字体って、街中とか駅とかでも見られたと思うのですが、ここ数年で一気に見られなくなってしまった気がしますね、そう言えば。
ここ20年くらい、銭湯って受難の年月を迎えていて、どんどんと減っていますし、残っている所も、生き残りを図るために改装されたりしていますが、こう言う“昭和”を感じさせてくれるような佇まいってのも、また悪くはありませんね。
まぁ、毎日通っている人にとっては、これが日常でしょうし、早く改装してくれ…と思っているかも知れませんけれども。
でも、古さは確かに残っていますが、当たり前ですが、中はキレイに保たれています。
ホントに、丹念に掃除と手入れをされているんだなぁ…とすら思えるほど。
大体、長野駅から8~10分くらいの道のりで着いてしまうと言う至便さ。
特筆出来る様なお風呂ではないんだけれども、昔ながらの地元の人が通う銭湯と言った感じでしょうか。
そんなに大きくもなくて、ホントに、こじんまりとしているけれども、ゆっくりと湯に入ると、じんわりと暖かくなって来る身体が、旅の疲れを洗い落としてくれます。
こう言う昔ながらの銭湯って、どちらかと言うと、湯温が高めの場所が多いのですが、ここは、そこまで高くはなかったのは、閉店1時間前だったからなのかな…あまり湯温が高いのが、苦手なので、熱すぎずぬる過ぎず、ちょうどいい感じがしました。
アルプス温泉
- 営業時間 14:00-22:30
- 定休日 月/正月1・2日
- 住所 長野県長野市新田町1481
- 料金 大人¥380 子供¥150 乳児¥70
- ドライヤー料金¥40 タオル貸出無料
この料金設定が何とも言えず、旅人に優しい感じです。
近くにJAL Cityなどのホテルもありますが、ホテルに宿泊している人も、広いお風呂でのんびり…ってのは、アリかなぁ…と。
ってか、旅の最後に銭湯。
良いですね、これは。
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