幸せなシェア飯【ブダペスト編】

ブダペストの居心地の良い宿

ハンガリーはブダペストの日本人宿・アンダンテ。

前にブダペストに来た時は、当時、日本人が良く集まっていたテレサハウスと言う民泊に宿泊した訳ですが、残念ながらボクが行った時は、テレサのお母さんは既に亡くなっていて、息子のナジム引き継いでいたのですが、全く干渉されず(と言うかほぼ家にいなくて受付からお金の受け渡しまで宿泊者がやっている有り様だった)、宿泊者と言うよりも、寧ろ、自由に居候している感じの宿だった。

居心地の良い宿だったのだけれども、知らぬ間に泊ったと言う噂を一切聞かなくなって、代わりにアンダンテと言う宿が居心地が良いと言う話が流れて来ていた。

他にもっと安い宿はブダペストにはあるんだけれども、どうも“居心地のいい宿”と言うフレーズには勝てなくて、泊まってみました(宿の詳細は後日、別記事で紹介します)。

ってか、日本→トマティーナ(ブニョール)→バルセロナ→ブダペスト…と動いてきましたが、今の所、バルセロナの1泊だけが単独行動と言う結果になっているのが気になりますけれどもね。

でも、確かに居心地が良かった。
何が…と言われると、特に、毎日毎晩繰り広げられたシェア飯は、格別なお味で、朝起きた時点で、今日の夕食、何になるだろう…みたいな(なので、他の宿泊者次第と言う感じもあるけれど)。

ブダペスト滞在中のシェア飯献立

或る日は、フォアグラ。

日本でフォアグラなんて食べないけれども、ハンガリーの特産物でもあるフォアグラ。

ガチョウとかアヒルに餌を大量に与えて肝臓を肥大させたモノって書くと、何だかグロテスクですし、それに対する批判があるのも事実なんだろうけれども。

基本的に、フォアグラと言うと、フランス産が一番有名らしいのですが、肝臓を取る前のガチョウやアヒルを一定期間、フランスで飼育するだけでフランス産表記になるので、実際の所、その半分近くが、ハンガリー産と言うぐらいに、実はハンガリーはフォアグラ大国。

半分以上は脂肪だけれども、濃ゆい味。

ハンガリーだと、そこまで高くはないんだけれども、それでも安くもないフォアグラ。

贅沢とまでは言わんけれども、プチ贅沢なのは、間違いないんだけれども、“フォアグラを食べてるオレ”ってのに、酔ってしまうだけの自分がいます(笑)。
まぁ、みんなでシェア出来るから食べられる食材…ではあります。

そして、マンガリッツァ豚も。

何、その豚?と言う人も多いかと思うけれど、何と、ハンガリーの国宝に指定されている豚です。

それを容赦なく食べられてしまうこの国ってスゴイ。
日本だと、きっと無理だよね、国宝を食べるって(いや、そもそも動物を国宝指定ってのが、ナイのかな、日本だと)。

でも…
実は、顔自体はかわいくなくて、寧ろ、羊に見える豚なんですけれどもね。

んで、お味。

ちょっと脂身が多いのかな…と言う感じがしなくもないけれども。

実は生でも食べられるらしいです、マンガリッツァ。
なので、この↑の写真も、焼き加減は実はかなりのレア気味。

そして、カレー。

もうブダペストにいるようには、全然、見えなくて、“日本で撮ったでしょ”と言われても、言い訳出来ませんが、これもブダペストでのシェア飯。

そして、しゃぶしゃぶ(薄く肉をスライスしてしゃぶしゃぶしてみた)。

日本食にハンガリー料理。

色々とてんこ盛りなんだけれども、総じて言うと、やっぱり食事って1人で食べるよりも、みんなと和気藹々食べてた方が美味いってコト。

そして、やっぱり食事は1人旅の弱点だな…とつくづく思う。

好きなモノを好きなタイミングで食べられると言うのは、有り難いコトだけれども、喋り相手も欲しいし、そもそも食べられる種類が1人だと極端に少なくなるし。

そして、この夜な夜な繰り広げられるシェア飯こそ、日本人宿が一番活気づく時間帯。

ってか、毎日、こんなに食べて、飲んで…

こんな幸せで良いんだろうか、オレ。

トマティーナもご飯に関してはホントに幸せだったし、日本を出てからほとんど1人の時間がナイ旅をしていて良いんだろうか…なんて、ホントに思ってしまうぐらい。

それでも、シェア飯の時間がホントに楽しみで仕方がなかったブダペストの滞在。
シェア飯だと、グッと宿のメンバーとの距離も縮まるのも、嬉しい所なんだよなぁ…







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