いよいよキャメルツアー!のハズが…
車がメルズーガーのホテルに停車して、追い立てられる様に、すぐに準備。
ってか、ドライバーが最後の水を購入出来るスポットに立ち寄った時、必要な水は5リットルくらい?と話したので、つい水をいっぱい買ってしまって、何だか荷物が増えた感満載。最初の考えだと2リットル強で大丈夫かな~なんて思っていたので。
そして息を付く暇もなく、ラクダが用意される。
いよいよ砂漠~!!と思う暇もない状態。
久しぶりのラクダ。
ガイドはずっと“ラクダは楽だ”と口癖の様に話している。
まぁ、日本人にはコレを言っておけば、テッパンと思われているのでしょう。
ひとまず乗ってみる。
ガクンッと膝を一気に伸ばすので、それで落ちそうになるんだけれども、見晴良好~なんて思ったらすぐに、1回降りてくれとの声。
どう考えても…
ラクダの数が足りない(笑)!!
しかも、ちょうど日本人4人分。
どうするんだろう…と思ったら、待ってろ~みたいな感じで、すぐに残りのラクダを用意してくれるのかな?なんて思っていたら、そんなコトはなく、そそくさと他のツアーメンバーはラクダに揺られてご出発。
ん?
完全に取り残されました。
サハラ砂漠で“キャッホーッ”
しばらくすると、4輪駆動の車が出て来て、乗れとの合図。
勿論、車内は元々、その値段を支払った人が占拠するので(そちらの方が勿論、値段は高い)、屋根の上です。
有無を言わさず。
そして…
一気に出発!!
ってか、砂漠で車の上に乗れるとは思っていなかったので、テンション上がりまくり。
先発したラクダご一行を一気に抜き去る。
でも…
このツアーのハイライトがきっと砂漠でラクダに乗るコトのハズ。
ボク個人的には、ラクダで砂漠も経験しているから、寧ろ、車の方が嬉しいけれど、他のメンバー的にはどうなのやら…
な~んて思っても、ラクダの絶対数は足りないし、そもそも車は動き出しているし。
しかも…
ラクダでは昇れない様な大きめの砂丘をズイズイッと昇って行く。
でも…
何が怖いって、下りです。
半端なく怖い。
車がそのままクルッと1回転するんじゃないの?的な感じ。
下手なジェットコースターよりも怖い。
だけれど、1度、乗ったら最後、やめられない。
何だろう、この爽快感は。
“キャホーッ”
と訳の分からない声がつい出てしまう。
そして、ドライバーもわざとやってるでしょ的な感じでノリノリで対応してくれて、わざわざ背の高い砂丘にぶつかって行く。
もう途中から、ラクダじゃなくて、このまま車に乗せてくれ~!と、キャメルツアーって砂漠でラクダに乗りに来たんじゃないのかいって、本末転倒な状態になる程に、“砂漠で四駆”はアリですね。
ただカメラを出したり、構えていられる余裕がなく…
こう言う時に、GoProあればなぁ…と、毎度の如く、思ってしまう。
そして、こう言う時の車って、大体が日本車。
トヨタか三菱。
別にトヨタや三菱に勤めている訳ではないけれど、改めて、その国から来たコトに誇りを持ってしまいます。
こうしてあっさりと今日の宿泊地となるテントに到着。
思ったよりも大きいテントが幾つも常設されているけれど、その背後がまた凄い。
“砂丘”を通り越して、“砂山”って感じな程の高さのモノが控えていました。
ん?
登るの?
いや、登らないと、テントの宿営場所が砂山の合間なので、日没、見れないじゃん…
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