エッサウィラを食べる (1)

そのままエッサウィラへ!

アガディールには10時前に到着。

しっかりとしたバスターミナルがあって、そこから旧市街まで歩いて行こう…とモーリタニアを抜けてからずっと一緒だった女性とも別れを告げて動き出したら、次の目的地に考えていたエッサウィラ行きがあと30分で出るとのコト。

ぬっ?

アガディールもリゾート地だったけれども、どちらかと言うとエッサウィラへの経由地と考えていただけだったので、これは良い乗り継ぎ!!とばかりに再びバスの乗客に。

ヌアディボウから、ホントに一気に移動している感じだけれども、いつの間にか風景が地平線一辺倒から山が見え、そしてその山に緑が見えるようになっていた。

緑が見える。

ただそれだけのコトなのに、ココロの何処かにゆとりが生まれる。 そして、ただそれだけのコトなのに、ちょっと安心する自分がいる。

そして、ただ移動するだけの日々だけれども、何だか随分と移動したんだなぁと再認識。つい昨日まで辺りをどれだけ見渡しても緑なんて、全く見えなかったし、見える雰囲気すらなかったのに。

エッサウィラで食べ尽くせ!!

エッサウィラに到着。 なかなか宿が見つけられなくて、結局、バスターミナルの客引きに連れていかれた場所に。 宿と言うか、民泊なんだけれども、部屋も広いし、これはこれでいいかなぁ…と。WiFiも繋がるし。

旧市街の中に入ってみると…

そこはまた外とは別世界が広がっている。

雑然とした、それでいて整然とした、相反する世界が狭い空間にギュッと濃縮されている状態。

でも、そこまで人・人・人と言う感じではなく、程良い人の多さ。

twitter経由で教えて頂いたNさんお勧めのお店でちょっと一休み(Nさんのエッサウィラお勧め情報はこちら)。

コーヒーとイチゴが乗ったこれ。

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レベル高っ!!!!

あまりにレベルが高くて、ちょっと写真がピンボケになってしまいました…

え?

モロッコのスイーツって、こんなにレベル高いの!?と言う感じ。 しかも安いと来たら、もう毎日でも食べたくなる。

そして夕食。

こちらもNさんお勧めの食堂へ。

初のタジン鍋。

 

これがまた…

美味。

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漁港の町・エッサウィラなので、魚のタジンがあるのですが、魚と旅に不足がちな野菜がしっかりと取れて、そして、熱々。

シナモンにサフラン…

他は何が入っているんだろう…と言う程に、色々ごちゃまぜに煮込まれた感じ。

そもそも香り自体が、強烈に空腹からの食欲を誘ってくれる。

一発でノックアウト。
これならしばらく同じ料理が続いても、食べていけそうな位。

モーリタニアは別に粗食をしていた訳ではなかったんだけれども、モロッコの食はよりレベルが上がっている気がします。

何だか一気にモロッコが楽しみになった瞬間だった。
やっぱり“食”と“住(宿)”の質が高いと、旅は一気に楽しくなるなぁ…

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